史上初のOnline Diving Expoを開催!!

Online Diving Expo オンラインダイビングエキスポ
新型コロナウイルス、COVID-19が世界中で猛威を振るった昨今、海が大好きな私たちダイバーにとっても、辛い日々が続いている。6月19日からは県外への移動が可能になり、国内は少しづつダイバーが海に戻りつつあるものの、東京では新たに日々50〜60名ほどの新規感染者が出はじめ余談を許さない状況が続いている。

そんな中、海外で働いていた日本人ガイドの多くは帰国を決め、国内でガイドの仕事を探しているが、いまだに海外の海に行ける目処は立っていないのが実情だ。しかし、視点を変えてみると、人が入らなくなったことにより、海は綺麗になり、海に棲む生き物たちは本来棲息していた場所に戻ってきたりしているともメディアでは報じられている。

私たちダイバーは、海を楽しみたい一方で、これをきっかけに、海に棲む生き物たちのことを考えることを、今一度はじめてもよいのではないだろうか。

Online Diving Expoとは?

「リアルで会うことができないのであれば、オンライン上にイベントを作ってしまえばいいんじゃないか!?」というところから始まったOnline Diving Expo(オンラインダイビングエキスポ)企画 。

PC上に区分けされたブースに分かれて、世界中から大好きなガイドやメーカーが集まり、会話ができる場所を作ることが可能となった!

まるでリアルのオフラインイベントのように、ブースを仕切って会話することができる

Online Diving Expoのコンセプト

コンセプトは以下の4つ。

❶ SDGs14 : 海の豊さを守ろう
❷ 環境の考えられる子供への教育の場
❸ ダイバーの出会いの場
❹ ダイバーとして環境を考えるきっかけの場

※詳しい内容は、Online Diving Expoの公式HPをご覧ください。

▶︎Online Diving Expo公式HP

Remoというアプリを使用

このRemoというアプリは、最近流行りだした新しいWeb会議システムで、下記のように、細かいブースに分かれて会話をすることが可能。例えばAダイビングショップが1ブースに入っていたとしたら、そこに遊びにいけば、リアルイベントのように会話をすることが可能なのだ。ブースの中は、Zoomのように、カメラやマイクのON・OFFなどが可能で、会話を楽しむことができる。

【Remo】は、聞いたことがないという方も、使い方説明会を適宜開催中とのことなので心配ご無用。

Remo内部のイメージ
※今回のイベントでは、基本的に皆さんにはカメラはONでのご参加をお願いしています。

Online Diving Expoの内容

Online Diving Expoでは、基本的にブースに分かれて会話を楽しんでもらいたい。そして一日に2〜3つほど、Remoから一旦離れて【Zoom】で開催するセミナー形式のステージイベントというものも行っていく。こちらは、専門家や面白いゲストを招いてのイベントになるため、有料コンテンツとなっている。どんなゲストの方に登壇いただくかは、公式HPへ!

▶︎Online Diving Expo公式HP

登壇が決まっている、金城ゆきのさん。サンゴに優しい日焼け止めを開発し、人気商品となっている。パラオ基準も満たしているので、日焼けしたくないけど環境も守っていきたいダイバーの味方!

なぜ、Online Diving Expoをやろうと思ったのか?

「コロナがあったから」。正直に言えば、良くも悪くもそうなる。今回、Online Diving Expoの主催である(株)United Oceansは、代表の越智をはじめスタッフは1年のほとんどを海外に出ているため、年に一度のスライドトークショーを開催するのが精一杯という状況。

しかし今年は、3月のマナティスイムリサーチを最後に、海外のスペシャルトリップは8月末まではひとまず中止に。物理的に行機が飛ばない、現地の国が受け入れていないという理由もあるが、私たちは現地のオペレーターをリサーチをすることで心から信頼できる「仲間」として本気で選び、共に活動する同志としてトリップを行なっているからである。

故に、現時点において、新型コロナのワクチンが出来上がっていない今、私たちが医療体制の整っていない国(例えばトンガなど)に訪れることで、友や同志に新型コロナを感染させてしまうことは避けなければいけない。そんな考えから、しばらくは日本国内での活動に留めようと思っているのだ。

一方で私たちは、海外の海で長い間環境についての取材や撮影を行なってきた。忙しいことを理由に、なかなか公表することはあまりなかったけれど、年に一度のInto the blueのスライドトークショー時などには、写真をお見せして活動報告をしたり、今年1月に開催したトークショーでもSDGsの事に触れたりと、新たに立ち上げたHEREという環境をテーマに活動するオンラインコミュニティに関しての発表をさせていただいた。

環境と子供に関しては、越智も稲生もテーマにしていた分野で、今年から本格的に公表していこうとしていた矢先の新型コロナウイルス騒動。新型コロナは、絶妙なタイミングでやってきたな、正直言えばそんなことも考えた。世界中で多くの方が亡くなられている、大変なウイルス。

しかし、経済活動がストップしたことで、地球温暖化のスピードが緩まり、海の生き物にとっては、人が海に行かなくなったことで、彼らの生活環境が戻ってきているという一面もある。そういう意味では、なかなか忙しいことを理由に今までと活動を先延ばしにしてきた私たちの背中を押すきっかけにもなったのも事実。

また、最近私の周りではママになったダイバーも多く、小さい子供を連れて昔みたいにリアルのイベントに参加できなくなってしまったから、海から遠ざかっている、いつ復活できるのかもわからないという声も多く聞く。

さらに、障がいのある方にとっては、リアルイベントに参加することが難しい人もいる。HEREオンラインコミュニティにはHSA(障害者ダイビングの指導団体)の理事も2名加盟しており、障害者ダイビングに関しても情報は豊富だ。

オンラインでの海やダイビングのイベントがあったら、これらの人たちはどんなに楽しいだろう。そう思ったのも開催へと動き出すきっかけでもあった。したがって、Online Diving Expoを開催しようと思った理由は?と聞かれれば、きっかけとなる事柄とタイミングがうまく重なり合ったからと言えるのかもしれない。

今回に限らず、2021年以降、新型コロナウイルス騒動が終息したとしても、パパ、ママ、障がいのある方、お年を召した方、また、なかなかリアルイベントに足を運ぶことができない距離感(地方や海外)にいる方のためにも、Online Diving Expoは存続させていきたい、そう思っている。

長くなってしまったが、最後に主催者からの想いを伝えさせていただきたい。

主催者からの想い


今回このイベントには、大きなテーマとして「環境」という問題を掲げています。
これは、今回主催である(株)United Oceansが、長年のテーマで取り組んでいることでもありますが、なかなか表だって発信してこられなかったことでもありました。

今回、新型コロナは、私たちに海や環境を「今ここからもう一度考えていこう」という気付きを与えてくれたものだと思っています。しかし、ダイバーやダイビングショップの方々は、「自分たちはそんな環境に特化したことはなにも出来ていない」と考えている人が多いようですが、それは違います。

例えば、ダイビングショップの方々、お弁当のお箸を割り箸ではなく、洗って使えるものにしていませんか?船の上で出すお弁当のゴミ、きちんとプラスチックリサイクルに出していませんか?海の中でゴミを見つけたら、BCDのポケットにそっと入れて帰ってきませんか?

そういう一つひとつはとても小さなことかもしれませんが、その心遣いがすでに海の環境を考えているってことになっているんです。

ダイバーの皆さん、ビーチクリーンアップに参加したことがある人いませんか?3.11の時、東北にボランティアで行った人いませんか?環境のことを考えて、スーパーでビニール袋いりませんって言ったことありませんか?エコバック、持ち歩いたことありませんか?海で傷ついたイルカなどを見て、悲しいきもちになったことありませんか?

そういう一つひとつは小さなことかもしれせんが、ひいては海のため、地球のためになっていると思うのです。

ダイバーは、ほかの人よりもよっぽど地球と海の環境のことを考えている人たちの集まりだと思います。もっと胸を張って、ダイバーであること、環境を考えていることを主張していいと思います。

このイベントは、そんな海が大好きなダイバーたちノンダイバーたちに、「あ、私も環境のこと考えたことがあったな」「環境をこれから考えていきたいな」と、思い出してもらう。そして、これから考えていこう!と改めて思ってもらう、そんなきっかけになればと思って開催することとしました。

一人でも多くの海が好きな人たちが、海が好きな人たちと出会えるきっかけの場、環境を考えるきっかけの場になれば、嬉しく思っています。

Online Diving Expo主催
越智隆治、稲生薫子、細谷拓、HEREメンバー一同

【Online Diving Expo2020詳細】

■日程
(プレイベント)2020年7月15日(水)〜17日(金)
(本イベント・予定)2020年10月21日(水)〜25日(日)

■時間
7月15日(水)19時30分〜22時30分
7月16日(木)・17日(金)18時30分〜22時30分

■入場料:無料(本イベントは変更の可能性があります)
※任意で、環境保護団体などへの寄付をお願いしています。
※一部ステージイベント有料

■参加申込はこちらから
7月15日(水)
https://peatix.com/event/1534107/view

7月16日(木)
https://peatix.com/event/1533965/view

7月17日(金)
https://peatix.com/event/1533966/view

■公式HPはこちら
https://onlinedivingexpo.com/

【ダイビング関連事業のみなさまへ】
Online Diving Expoでは現在出展して下さる方を募集しております。
Zoomにて説明会を開催致しますので、ご興味頂けました事業者様におかれましては、以下のフォームよりご連絡をお願い致します。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeCJXdbHPdEku7V3xGwu8q91edJAum5lDgwGF4Hf_EcTQXxfw/viewform

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PROFILE
成蹊大学文学部国際文化学科卒業。
ナレーター、司会、ダイビング・モデルとして、TV、雑誌、モーターショー、トークショーなどで活躍。宝くじのキャンペーンガール「幸運の女神」では、46都道府県を旅する。

2013年からは、大物運・海況運をつかさどる「海の女神」へと転身し、舞台を海に変えてオーシャナの突撃体験レポートを担当。
潜水士資格も取得し、2014年は伊豆大島復興観光大使「ミス椿の女王」として、伊豆大島をはじめとした被災地復興支援活動にも尽力する。

「ダイビングがきっかけで、物の見方も感じ方も生き方も180度変わり、自分の周りまでもキラキラ輝き出したことを実感。 
いろんなことを体験しながら、たくさんの“きっかけ”を届けていきたいです」

【経歴】
・第25期 日本テレビイベントコンパニオン
・第11~12期 スバルスターズ
・第33期 宝くじ「幸運の女神」
・第23代 ミス椿の女王(2014.2~)
・第29代「ミス熱海・桜娘」(2016.1~)
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