【ナイトダイビングをテーマにしたダイバーズウオッチ】セイコーが新作を発売

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海は昼と夜でまったく表情が異なる。昼には太陽光が差し込みキラキラとしていた水中も、夜は静寂に包まれた神秘的な世界へと一変する。夜の海に魅了されてナイトダイビングを楽しむダイバーたちも多い。そんなナイトダイビングをテーマにしたダイバーズウオッチが、セイコーから3月11日(金)より数量限定で販売される。

1965年に国産初のダイバーズウオッチを誕生させて以来、独自のテクノロジーを搭載した商品を次々と世に送り出してきたセイコー。今回販売されるのは、<セイコー プロスペックス>のブラックカラーをベースとする”The Black Series”から、「ナイトダイビング」をテーマにした4モデル。夜の海の暗闇と静寂を表現するブラックのケースに、海中を照らすライトの光から着想を得たオレンジを差し色に使用し、夜の海を舞台に繰り広げられるドラマチックでミステリアスなナイトダイビングの世界観を演出しているダイバーズウオッチだという。

性能はさることながら、デザイン性にもこだわりが

雫石高級時計工房製ムーブメントを搭載したシリーズ初のブレスレットモデル

SBDX051

SBDX051

「1970 メカニカルダイバーズ」をベースとした本作は、オリジナルモデルの印象的なフォルムを踏襲しつつ、機能的に大きくアップデート。ガラス素材には、内面無反射コーティングを施したカーブサファイアガラスを採用し、防水性能も200mの空気潜水用防水へと進化させている。

ムーブメント(針を規則正しく動かしている駆動装置)に採用された型番「メカニカルキャリバー8L35」は、雫石高級時計工房(※1)において製造されるダイバーズウオッチ専用のムーブメントで、耐久性などの性能が大幅に向上している。その佇まいも、側面を鏡面で縁取ったケースに、5列のメタルブレスレットを組み合わせ、モダンでシャープな印象に生まれ変わった。
※1雫石高級時計工房:手わざを究めた名工たち、約60名が部品の製造から加工、組立、調整、検査まで時計づくりの全工程を束ねて担い、その一瞬一瞬に惜しみなく、匠たちが技をそそいでいる。
雫石高級時計工房製ホームページ

ダイヤルには、砂目の波紋をイメージした繊細なダイヤルパターンを施しており、ナイトダイビング中、薄明かりの中に広がる海底の情景を想起させる。“The Black Series”初の採用となるメタルブレスレットに加え、同じくブラックの強化シリコン製ストラップが付属し、幅広い使用シーンに対応。

オリジナルモデルから受け継いだ意匠にしなやかなファブリックストラップを組み合わせた3モデル

左からSBDC153、SBDC155、SBDC157

左からSBDC153、SBDC155、SBDC157

1965年・1968年・1970年の3つのセイコーダイバーズのマイルストーンのデザインの特徴を活かしながら、70時間のロングパワーリザーブ(※2)を有する型番「キャリバー6R35」を搭載した実用性の高い3モデルが誕生。ストラップには、「製紐(せいちゅう)」と呼ばれる日本の伝統技法で編み込まれたファブリックストラップを“The Black Series”で初めて採用。高い耐久性を有するだけでなく、肌当たりの良い快適な装着性と上品な仕上がりで審美性も兼ね備えている。
※2パワーリザーブ:ゼンマイを全て巻き上げた状態から、そのゼンマイがほどけて時計が止まるまでの持続時間。

暗闇では、セイコー独自のルミブライトによる3色の光が浮かび上がり、確かな視認性を確保。

暗闇では、セイコー独自のルミブライトによる3色の光が浮かび上がり、確かな視認性を確保。

SBDX051は国内で100本、SBDC153、SBDC155、SBDC157は国内で各500本の限定販売。ナイトダイビングを彷彿させるこの特別なダイバーズウォッチで、クールにキメてみてはいかがだろうか。

ムーブメント仕様

メカニカルムーブメント キャリバー6R35
巻上方式: 自動巻(手巻つき)
時間精度: 平均日差+25秒~−15秒(気温5℃~35℃において腕に着けた場合)
パワーリザーブ: 約70時間
石数: 24石
振動数: 21,600振動/時(6振動/秒)
<セイコー プロスペックス> “The Black Series” 1965 / 1968 /1970 メカニカルダイバーズ 現代デザイン 限定モデル 特設ページ

 

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PROFILE
0歳~22歳まで水泳に没頭し、日本選手権入賞や国際大会出場。新卒で電子部品メーカー(広報室)に入社。同時にダイビングも始める。次第に海やダイビングに対しての想いが強くなりすぎたため、2021年にオーシャナに転職。ライターとして、全国各地の海へ取材に行く傍ら、フリーダイビングにゼロから挑戦。1年で日本代表となり世界選手権に出場。現在はスキンダイビングインストラクターとしてマリンアクティビティツアーやスキンダイビングレッスンを開催。
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