【屋久島】地味な初記録・ヒメオニハゼ by 原崎森

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 24.1℃
【透明度】 15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:35-16:13
【潮まわり】 04:37 41cm 干潮 / 11:25 193cm 満潮 / 17:16 114cm 干潮 / 小潮(月齢:21.3)
【日の出・日の入】 日出06:45 日没17:20

とうとうD300が電源を入れてもうんともすんともいわなくなってしまった。。。(・_・;
至急、Nikonに修理に出し、ハウジングの台座を変えてD200を復活させた。
パネルの操作はまったくできないけれど、シャッタースピードと絞りは変えられるし、シャッターは押せる!
ラッキー♪

。。。と思っていたら、今度はストロボ(Z-240)が1台水没している事が判明。。。(-o-;
こちらも予備で持っていたD-2000に変えて、何とか午後から海へ。

何だか、ここ数日、ロクハンは破るし、カメラは壊れるし、ストロボを水没させるし、調子が悪い。
一応、今年は本厄なんだから。。。この程度なら良かったじゃん!と自分を納得させる。(笑)

海は完全に黒潮からは大きく離れた海。
時化てもいない、雨も降っていないのに透明度はガタ落ちだ。

DSC0107 199x300 D200を復活させる。。。

ヒレミジカネジリンボウ(笑)

今日は特に理由もなくずっとキビナゴに巻かれ続けながら一気に沖に出た。
今年は屋久島では珍しいヤシャハゼやヒレナガネジリンボウが見られる-30m付近にはあまり行かなかったので、久々にその辺を散策した。
無事にヒレナガネジリンボウはいたのだが、ヒレが長くねぇ〜!!!(笑)
ヒレが切れたヒレナガネジリンボウは昨年もいたのだけど、これって同一個体???
でもヒレは再生するだろうから、別の個体なのかな。。。

DSC0059 300x199 D200を復活させる。。。

ヒレナガネジリンボウ

ちなみにこちら(右)が普通のヒレナガネジリンボウ。
今日も(ヒレ健在の子は)1匹だけ出ていたのだが、こちらは警戒心が強かった。。。(^_^;)
ヤシャハゼも探したけど、こちらは全然見つからない。
もういなくなっちゃったかな。。。

DSC0144 300x199 D200を復活させる。。。

地味な初記録・ヒメオニハゼ

代わりに意外にも屋久島では初めて見るヒメオニハゼに出会った。
一応、初記録だ。
実はオニハゼだと思って撮っていたのだが、帰ってからヒメオニハゼだと気づいた。(笑)
北は伊豆から南は西表島まで日本各地で見られるハゼなのに、やっぱりこの手の共生ハゼは屋久島には少ない。。。

地味だけど背ビレの棘が伸長しているのはちょっとカッコイイ。(^^)

結局、この水深に長くいすぎて、帰りは一気にエントリー口に帰るはめに。

DSC0232 199x300 D200を復活させる。。。

夜の街へ繰り出す(笑)

DSC0292 300x199 D200を復活させる。。。

夜のネオン街(笑)

最近、ニッポンウミシダの仲間に着くバサラカクレエビ、いや、バサラカクレエビのいるニッポンウミシダの仲間によくカメラを向ける。
ボカすと触手の先端の黄色が綺麗なのだ。
あ〜でもない、こ〜でもないと、いろいろ撮ってみるのだが、いまひとつ想像している絵が撮れない。。。
なぜならこのウミシダがある場所は浅く、よくウネリに翻弄されるからだ。(^_^;)
それとバサラカクレエビの目がよく黄色く飛んでしまう。。。
かと言って、これ以上暗くしたら、まるでネオン街を思わせるウミシダの触手先端の黄色が綺麗に出てくれないのだ。(・_・;
ムード歌謡やナツメロが合いそうな1枚を撮りたいのだけど。(笑)

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PROFILE
世界遺産の島・屋久島の海をほぼ毎日潜っているショップ「森と海」のブログ。そのオーナーガイド原崎森(しげる)さんは水中写真とフィッシュウォッチング(生態観察)において日本でも有数の、まさにスーパーガイド。また、的確な思考力・文章力にも定評がある。
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