19年間ありがとう! 憧れの海・小笠原とダイバーをつなぐ2代目「おがさわら丸」が引退

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写真①

どうもおマンタせしました!
マンタ林典子です。

世界遺産の小笠原諸島。
ダイバーなら一度は潜りたい憧れの海ですよね!

本土・東京から小笠原諸島へのただひとつの交通手段といえば、貸客船おがさわら丸。

そのおがさわら丸は、今年でなんと19年目。
そして、今年6月22日の東京出港を最後に引退を迎えることになりました。

現代のおがさわら丸は1997年生まれで2代目。
島人にも人気で、「おが丸」と呼ばれて愛されてきました。

そして、今年7月2日には、3代目の新おがさわら丸がデビューします!
新しいおが丸に期待の声も多く上がっている中、引退が寂しいという声も……。

小笠原海運 営業部の方にお話をうかがいました。

―――おがさわら丸の引退を惜しむ声は上がっていますね?

「6月22日が現おがさわら丸の最終航海ですが、リピーターさんなど、多くの方が乗船予定です。先日、おがさわら丸の備品オークションもイベントの一環で行いましたが大盛況。出品したものはすべて完売しました。新船の期待と引退の寂しさが共存しております」

完売ってすごいですね!
愛されていたのがすごくよく分かります。

先日、4月15日には、おが丸ファンのための「おが丸ナイト」が開催されました!
船内は大盛況で幕を閉じたとのことです。

写真②

そして、2代目が惜しまれつつも、3代目の新おがさわら丸への期待も高まるところ。

―――新おがさわら丸になって大きく変わるところは何でしょうか?

「これまでの航行時間は25時間半でしたが、24時間に短縮されます。それにともなって、東京発の時間がAM10:00からAM11:00となり、遠方のお客様もお越しいただきやすくなります。あとは、個室を増加させ、プライベート空間をより一層充実させております。船体が1.6倍大きくなりますが、定員数は100名程度しか増やしていないので、1人1人のスペースが広くなります。さらに、バリアフリー設計になり、小笠原諸島に着くまでをいかに快適に過ごせるかを追求した作りになっております。」

小笠原諸島に行くこと自体でもうワクワクなのに、その道中も楽しいとなるともう最高ですね。
新しい3代目おが丸にも大期待です!

■情報・写真提供:小笠原海運
http://www.ogasawarakaiun.co.jp

(取材・文/マンタ林典子)

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PROFILE
都市型のダイビングショップでインストラクターとして約12年務める。

コースディレクター、障害者ダイビングのインストラクターの資格も保有・活動し、現在は編集者の立場から情報を発信している。
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