JCUEセミナー「スクーバダイビングと体内窒素分圧」開催 ~ダイブコンピュータを学ぼう!~

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TUSAのダイブコンピュータDC Solar IQ1202

2017年1月25日、2月1日、2月15日、3月1日の4回にわたり、JCUE(日本安全潜水教育協会)主催セミナー「スクーバダイビングと体内窒素分圧」が開催されます。

ダイビングをする上で必ず向き合っていかないといけないこと、それは「減圧症」。
ダイバーは減圧症になるのを防ぐために、ダイブコンピューターを装着します。

ダイバーの必須アイテムとなったダイブコンピューターですが、より安全にダイビングを楽しめるように進化を続けています。

減圧症と体内の窒素圧の相関関係、そして本当の安全潜水とは何か。
ダイバーの皆さんは、ぜひご参加ください。

第25回 JCUEセミナー
「スクーバダイビングと体内窒素分圧 その1」

『ダイブコンピュータの基本メカニズムと減圧症予防法』

ダイバーなら絶対に知っておかなくてはならないダイブコンピュータの基本的なメカニズムとそれが示す無減圧潜水時間の危険性、そして減圧症罹患者のダイブプロファイル及び体内窒素分圧傾向と 減圧症の予防法を分かりやすく解説。
ダイブコンピュータの登場によってむしろ減圧症罹患者が増えたという理由と安全な潜水とは何かを考えます。
※東京では2016年11月16日に芝浦工大芝浦キャンパスで行った講演会と同じ内容です。

■日時
2017/1/25(水)
18:30 受付開始
19:00 開始
21:30 終了予定

■会場
マイスペース&ビジネスブース 池袋西武横店

〒171-0022 東京都豊島区南池袋1-16-20 ぬかりやビル2階 7号室
TEL:03-5960-0056

■参加資格
どなたでも参加いただけます

■参加費
JCUE正会員 無料
JCUE一般会員 無料
非会員 ¥1,500
学生 無料
※ 会場はフリードリンクとなっておりますのでドリンク料としてお1人¥500別途頂戴いたします。

■定員
30名

2017/2/1(水) 第26回 JCUEセミナー
「スクーバダイビングと体内窒素分圧 その2」

『減圧症罹患ダイバーのダイブプロファイル実例』

減圧症に罹患したダイバーの典型的なダイブプロファイルを数例あげて罹患理由を検証します。
最も事例が多いダイビング中及び浮上時点の体内窒素分圧が高いダイバー、ダイビング中に浮上速度違反をしたダイバー、飛行機搭乗時点に残留体内窒素分圧が高かったダイバーなど、具体的な事例から減圧症を予防するためにダイバーは何をすべきかを考えます。
※詳細は後日WEB

2017/2/15(水) 第27回 JCUEセミナー
「スクーバダイビングと体内窒素分圧 その3」

『レジャーダイビングにディープストップは必要か?』

レジャーダイビング用のダイブコンピュータに備わっているディープストップ機能の有効性は最近疑問視され始めています。
マイクロバブルの発生を抑えるという気泡論のディープストップですが、深目の水深に留まることは窒素の吸収、即ち溶解論では当然危険方向に向かいます。
テクニカルダイビングでは有効とされるディープストップがレジャーダイビングに有効か否かを考えます。
※詳細は後日WEB

2017/3/1(水) 第28回 JCUEセミナー
「スクーバダイビングと体内窒素分圧 その4」

『体内窒素分圧を抑える理想的な潜水軌跡を考える』

減圧症の発症とダイビング中及び終了時点の体内窒素分圧には密接な相関関係があります。
一見同じようなダイビングでも潜水軌跡の違いによってダイバーの体内窒素分圧状況は大きく異なります。
通常水深5mで3分間行う安全停止時間も、本来はその前のダイブプロファイルで決めるべきもの。
シミュレーターで作った数多くの例から、理想的な潜水軌跡とは何かを考えます。
※詳細は後日WEB

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■参加フォーム
申し込みはこちらから

■講師プロフィール
今村昭彦(いまむらあきひこ)

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某電気系メーカーから、TUSAブランドでお馴染みの株式会社タバタに転職してからダイビングを始め、ダイビング歴は約30年。友人や知人が相次いで減圧症に罹患して苦しむ様子を目の当たりにして、ダイブコンピュータと減圧症の相関関係を独自の方法で調査・研究し始める。TUSAホームページ上に著述した「減圧症の予防法を知ろう!」が評価され、日本高気圧環境・潜水医学会の「小田原セミナー」や日本水中科学協会の「マンスリーセミナー」など、講演を多数行う。12本のバーグラフで体内窒素量を表示するIQ-850ダイブコンピュータの基本機能や、ソーラー充電式ダイブコンピュータIQ1202. 1203のM値警告機能を考案する等、独自の安全機能をダイブコンピュータに搭載し続けている。

(構成・文/マンタ林典子)

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