【屋久島】アカササノハベラの産卵 by 原崎森

【ポイント】 平内/湯泊
【水温】 22.4℃/22.0℃
【透明度】 15m/15m
【海況】 やや時化気味
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 12:40-14:05/15:15-17:06
【潮まわり】 05:11 46cm 干潮 / 11:43 193cm 満潮 / 18:01 79cm 干潮 / 小潮(月齢:21.9)
【日の出・日の入】 日出07:08 日没17:19

今週末は冬季、うちの家計を支えてくれている超常連のお二人が来島〜(^^)
でも、やっぱり週末は冬型の気圧配置となり、今日も一湊湾内は大時化。

今日は最初から一湊には行かず、南部へ。。。
ゲストと南部に行くのは久しぶりだ。

寒く、厚い雲がかかっていて暗〜い北部とは逆に南部は太陽が照っていて明るい♪
水温はあまり変わらないけど、そんな陽気だと何か暖かく感じた。

1本目の平内は実に2007年の3月15日以来の5年ぶり!w( ̄▽ ̄;)w!!
泳いで沖に出たけど、久々過ぎてちょっと怖かった。。。実際、帰りはちょっと迷ったし。(笑)

DSC0157 199x300 南部へ逃げる。。。

久々に見たピグミーシーホース(笑)

沖はやっぱりやや潮がかかっていて、さらに泳ぎが多過ぎてちょっとバテた。
ここには大きなウミウチワがあるのだが、確か赤かったはずなのだが、今日は黄色かった。。。あれ???(・_・;
ウミウチワって色変わるの???
ずっと入っていなかったから、勘違いかな。。。?(笑)

帰りにアカササノハベラの産卵を観察。
時間は13:41。
昔から伝統的に産卵している根で今も変わらず産卵していた。
3-4匹のメスと次々に産卵していった。

DSC2278 300x200 南部へ逃げる。。。

タテガミカエルウオのメス

2本目はもっとのんびり潜ろうという事で湯泊へ。
ここは屋久島では珍しいミドリイシが群生するサンゴ・ポイントで、この中に棲むコバンハゼの仲間がいろいろいるという記憶だったのだが、何か全然いなかった!!

ここでもアカササノハベラの産卵が見られた。
時間は15:49。
メスの数は少なく、たった1匹だった。

この2人の常連さんが来ると僕も完全に遊びモードになってしまう。。。
もうガイドというよりは、僕もカメラを持って勝手に遊んでるって感じだもん。(-o-;

先日、みなべの同業者がウミシダに着くタスジウミシダウバウオの写真をFacebook上に上げていて、いいな。。。メルヘンだな。。。と思っていたのだが、タイミングよく見つけた!!
ウミシダの種類はちと違うけど、タスジウミシダウバウオが着いているのに遭遇した。

絞りを開放にしたり、やや絞ったりしながらいろいろ撮った。
ウミシダの先端の黄色がボケると美しいのだけど(下2枚の写真はともに絞り値F4)、どうも僕はある程度背景にもピントが合っていないと気持ち的にスッキリしないようで、一番お気に入りの1枚はF8くらいの絞り値のやつ。(それでもいつもよりかなり開けているんだけど。。。笑)
絞って撮ることを「おっさん撮り」というそうなのだけど(^_^;)、僕はやっぱりおっさんだったようだ。

DSC1816 300x199 南部へ逃げる。。。

1/125  F4

DSC1821 300x199 南部へ逃げる。。。

1/125  F4


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PROFILE
世界遺産の島・屋久島の海をほぼ毎日潜っているショップ「森と海」のブログ。そのオーナーガイド原崎森(しげる)さんは水中写真とフィッシュウォッチング(生態観察)において日本でも有数の、まさにスーパーガイド。また、的確な思考力・文章力にも定評がある。
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