【屋久島】アオスジオグロベラの求愛 by 原崎森
【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 22.2℃
【透明度】 15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 14:41-16:36
【潮まわり】 08:34 95cm 干潮 / 14:38 190cm 満潮 / 若潮(月齢:24.9)
【日の出・日の入】 日出07:09 日没17:20
今日は朝からよく晴れ、気持ち的に暖かい。
単純なもので、天気で海へ行くテンションが変わるのは僕も一緖。(笑)
今日も午後からスタッフと海へ。。。
午前中の事務仕事が押してしまって、エントリーは15時近くなってしまった。
特に目的はなかったのだが、沖のイトヒキの里へと泳いだ。
イトヒキではなく、砂地と岩場の際を流してハゼ類を探したけど、これといって目をひく種類は見つからなかった。
そのまま通常のダイビング・エリアの方に流していくと、アオスジオグロベラのハレムが。。。
普段はもっともっと沖の方で群れているアオスジオグロベラが、今年は秋ごろから、割と近場で群れているのだ。
オスはたまに大きくヒレを拡げてメスに求愛していた。
もしかして、これから産卵???と思ったが、すでにダイコンがその水深での長居を許してくれず、じっくり観察できなかった。。。
明日も行ってみようかな!
この辺りにはホンテンスモドキ属の一種(幼魚〜若魚)がよく見られたのだが、最近はまったく見なくなった。
たまに見かけるのは写真のようなテンスモドキの若魚と思われる子ばかり。。。
このテンスモドキはゼロ戦付近にも多いのだが、ここで見る子たちはどいつも背ビレの軟条に黒斑の列ができている個体を見たことがないのだが、ここで見る子たちはみんな背ビレの軟条に黒斑の列ができている。
別種かな?と思って魚類写真資料データベースを見てみると、この手の子もみんなテンスモドキと同定されている。
何か解せない。。。
ウミカラマツの仲間を覗くと、ホシベニサンゴガニが抱卵中だった。
白い卵はとても新鮮な感じだった。
傍らにはオスもいて、一夫一妻状態。
通常はブラシ状のウミカラマツの仲間によく着くカニなのだが、屋久島ではよく混みいったウミカラマツの仲間にもよく着いている。