from パラオ ナミダクマノミは何処へ? by長野浩
初めての書き込みなのにネガティブなネタですみません。
でも最近ダイビング雑誌などにも登場しているので
早めにお知らせした方がいいと思い筆を執りました。
かの有名な海洋研究者ジャックイブクストー氏をもってして
「世界で一番美しいドロップオフ」と言わしめた
パラオのビッグドロップオフのアイドル的存在
(一部のガイドの間だけですが・・・)
通称ナミダクマノミが居なくなってしまいました(涙)。
写真のように右顔にも左顔にも涙を流したような模様がある
ハナビラクマノミなのですが、
第一発見者(自称)である長野が見つけてから
数ヶ月で突然居なくなってしまいました。
とーーーっても残念。。
ゲストに見せると相当うけて、
水中でも大爆笑だったのにぃ・・・。
パラオにはまゆ毛があるハナビラクマノミ、
ポツンとマロまゆ毛があるハナビラクマノミもいるのですが、
なんと言っても断然ナミダクマノミが一番かわいかったのになぁ。
最初にオレが情報を提供した
当HPの重鎮でもある世界中の海の情報を網羅しているG.Y女史に聞いた時も
「こんなハナビラクマノミは見たことない!」と言ってもらえたのに・・・。
是非皆さんにも見ていただきたかったです。
水深も10mほどといくらでも粘れたのに。
本当に残念です。
でも、もし誰かどこか他のポイント、もしくはビッグドロップオフで引越ししているのを見つけたら、
是非教えてください。
写真と照らし合わせれば一目瞭然のはずですから。
よろしくお願いしま〜す。
PROFILE
長野浩
Hiroshi Nagano
東京都出身。
1987年よりパラオ在住。
パラオを最も多く潜っているホモサピエンス。
大物一辺倒だったパラオにマクロブームを巻き起こした第一人者なので、
もちろん大物を見せるガイディングもトップクラスだが、
個人的には小物を見せるガイドが得意。
http://www.aquamagicpalau.com