from バリ たかがハゼされどハゼ by 大西サトミ
バリのムンジャンガンエリア
共生ハゼのホームラン王ポイントは
『POS1』
まぶしくらいの白い砂地にいろんなハゼが住んでいます。
たかがハゼ。
小さくて・・すぐ引っ込んじゃう!?
なんて思ってる人も多いと思いますが
観察するにはコツがあるんですよ。
1)まず、ハゼの天敵は上から来るので
上からは近づけるはずが無い。
必ず着底!
2)潮下から近づけば・・・
自分の殺気は届きにくい。
3)カメラよりも先に目で観察。
ハゼが慣れてきてからカメラ!
それを心得にしてエントリーすると
直後に迎えてくれるのが・・
黄色いこの子
青い点が銀河のような・・ギンガハゼ
(本当は黒い固体の方が銀河っぽい)
そして
たまたま黄色つながりの
バレッドシュリンプゴビーの黄化固体
この子達はでっかい!
10cm以上の固体が多い
普段は真っ黒に見えて遠目で見るとメタリックシュリンプゴビー
と間違ってしまうことは・・・(私はない:汗)
そのメタリックシュリンプゴビーも水深10mから居ちゃったりする。
白い砂地に居る割りにここのメタリックは色が濃くて美しい。
黒いボディに名の通りのメタリックな模様が特徴。
その他、縞々系もいっぱい。
写真が無いのだけれど、尻尾の模様が美しい
ヤノダテハゼはそこら中に居る。
(いっぱい居るものほど・・撮り忘れるものなんです:汗)
他にも赤い縁取りが綺麗なレッドマージン
背びれの丸い模様が綺麗なアークフィン
そして・・・
ヒトノメネジリンボウ!!!
ほら!人の目みたい!!!
・・・というのは冗談でたまたま人の目みたく
写っちゃったヒレナガネジリンボウ。
いろんな共生ハゼが一本で見れちゃう
共生ハゼホームラン王ポイント。
一緒に這いずりまわりませんか(笑)
PROFILE
大西サトミ
Satomi Onishi
ガイド歴かれこれ18年。
自分にとって最高な海を探し求め、
石垣島・西表島・パラオ・マブール・デラワンと渡り歩いた。
将来を見据え2006年にバリに流れ着く。
ファンダイブよりガイドダイブが好き。
ゲストに一番いいところを見せたいのでガイド中に
カメラは絶対に持って入らないのがモットーであり信念。
GAWANA RESORT 日本語HP
http://www.satomimantarey.com
GAWANA DIARY
http://sea.ap.teacup.com/wakashorea/