from 神子元島 またまたハンマーウエイ! by 京田佳樹

この感動を、どう伝えればいいのでしょう...。
三連休、真っ青な神子元と、
多くのメジロやハンマーをお客様に堪能して頂きました。
その感動は未だサメやらず、テンションはウナギ昇り。
思わず、フードベストを脱ぎ捨て、頭ものぼせたままエントリー。
しかし、、、
水は冷たく、濁ってる...。
エントリーした瞬間、
『冷たくねー???』
違和感をあらわにするゲスト。
『気のせいです!中層に夢を!!』
スルーして、潜降開始。
けれども、背中に流れ落ちる、冷たい水...。
なぜ、ベストを脱いだ瞬間?
疑問をむりやりなぎ払い、Aを回ってそのまま南へ。
南で根待ち中、なんとか水面にハンマーをゲット。
しかし、淀んだ中で見るハンマーは、何か違う...。
インターバル。
ハンマーを見たはずも、顔色が冴えない。
奇跡の一週間は、幻?
みんなの顔から不安が滲み出ている。
この悪い流れをなんとか断ち切りたい。
店長がザブ根横で潮を見て、二本目はザブ根ドリフトに決定。
水面から見ても、今度は、蒼い!!!!!
エントリーした瞬間。
さっきまでの淀みはどこへ!!?
真っ青な神子元ブルーが広がっています!
透明度は、30?
この激変、大歓迎!!
出来れば、ずっとこのままでいて欲しい!
そして、すぐ様、朗報を告げるベルの音!
見ると、ぶりっぶりのハンマーが真上を通過!!
テンションと流れは、最高潮!!
その後、根から少し離れるとーーーー、、、
またも!
ぶりぶりのパパハンマー単体!!
しばらく根待ちして、パパハンマーの再来を待ちますが、
待ちきれず、更にドリフト開始!
と、血相を変え、慌て出すゲスト!!
その向こうに、もやもやもやもやたくさんの影!!
追いつくと、そこに広がる、ハンマーーーーウェイ!!!!!

しかし! 
流れがアゲイン!!
なかなか近づけないゲスト!!
頼む!! 来てくれ!!! 違う、そこのトビエイじゃない!!!!
ハンマーがいっぱいいるのーーすぐそこにーーーーー!!!!!
なんとか皆で根にしがみつき、激流の中、ハンマー観賞開始!!

蒼い海、輝く太陽、群れるパパハンマー。
この光景、全ダイバー、憧れの的。
ぶりぶりの成熟しきったハンマーが15匹以上、すぐ目の前でホバリング。
思い描いた傑作が目の前に・・・。

観賞タイムはおよそ10分。
最高の光景を、目とメモリーカードに焼き付けて、
最高の一本が終了しました。
笑顔と興奮が押さえきれない。
ここまで興奮できるダイブサイトは、他に、ない。


PROFILE
京田 佳樹
Yoshiki Kyoda

縁あって、神子元ハンマーズに所属しております。
元々鮫が好きで、ガイドになったのも、
『鮫を誰よりも間近で見たい!!』
という不順な動機からでした。
皆さん、この鮫マニアと一緒に、鮫を間近で体感しましょう!!!!!
ガイド歴4年
神子元ハンマーズガイド歴1年
神奈川県藤沢市出身
神子元ハンマーズ
http://www.mikomoto.com/

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