【レンベ】年末年始予想 by 窪田美希

この記事は約3分で読めます。

雨期に入ったと言うと梅雨のような雨の日を想像しますが、レンベの雨期はスコールが毎日あるという感じです。
朝は晴れ、段々雲ってきて3時ころから雨という日の繰り返しです。
唯一リゾートの近くに幅1Mほどの小川があるだけで、川らしきものもないので雨で水が濁って・・・という心配もないです。水温が29か30度と温かいのが嬉しいです。
乾期には南風が吹くので上がってからも寒さを感じますが、その心配をしなくていいので気が楽です。

さて、この天気のおかげで午後が薄暗くなるので、ミミックオクトパスやワンダーパスが見られやすいようです。
乾期の水温の季節がいいと言われていましたが、去年もおととしも年末年始で見られていますので、ガイドにリクエストして下さいね。
ヘアリーフロッグフィッシュは2008年のお正月くらいは「TK3」で1ダイブ3個体見れたりしましたが、2009年のお正月には1匹も見られず・・・ということでした。

Hairy Frogfish,Lembeh

2008年の1月にいらっしゃったお客様が今年もヘアリーフロッグフィッシュを!と2009年も1月にいらっしゃったのに見られず、とても残念がられていました。
今年は途切れずにどこかのポイントで見られているので、続いてくれると嬉しいですね。
ニシキフウライウオやカエルアンコウたちは数が増えてくるので色んな大きさや色を見る事ができると思います。
珍しい生物だとアカククリの幼魚やゼブラバットフィッシュの幼魚、イイジマフクロウニに住むコールマンシュリンプなどが見られたりしています。

水中はだんだん雨期・乾期の境がなくなってきているようで、何でこの生物が今?と長くレンベで潜っているガイドのアリでさえ首をかしげるほどです。
言い方を代えれば、どのシーズンで見られてもおかしくないということなのです。無理かなと思うものでも見れたらラッキーと言う気持ちでリクエストしてみてください。案外、見れちゃったりするかもしれません。
年末年始はもうだいぶお部屋が埋まってしまっていますが、ちょっとならまだ空いてます。
是非、雨期のレンベも訪れてみてくださいね。

PROFILE
窪田美希
Miki Kubota
レンベ カサワリ
パラオで大物見せつつも小物に興味を持ち始め、インドネシアのマナドへ渡る。
ブナケンエリア、ラジャアンパットのクルーズそしてレンベとインドネシアの手付かずの海の素晴らしさにびっくりの毎日。
中でもレンベは何だこりゃ?という生物がそこらじゅうにいてほとんど動かなくても1ダイブ潜ってしまうほど。
空港へのお迎え以外は外へほとんど出歩かず、暇さえあれば目の前のポイントJahirで潜っている。
珍しいものから普通のものまでじっくりお客様が生物の観察ができ、写真を撮ったりするのに1年中海況も安定していて最適な環境です。
1ダイブが1時間以上、1日4ダイブ朝から晩まで潜って食べての繰り返しであっという間に1日が過ぎて行ってしまう、そんな生活です。
現在は日本とレンベを行ったり来たりの生活で、レンベの海の面白さを多くの方に伝えたいと思っています。新しく入った日本語ガイドのハニーと共に日本人のお客様に楽しんで頂けるように頑張っています。

ココティノス(メナド)
COCOTINOS
http://www.kima-manado.jp/cocotinos/index.html

カサワリ・レンベ・リゾート
KASAWALI LEMBEH RESORT
http://www.kima-manado.jp/kasawari/index.html

\メルマガ会員募集中/

週に2回、今読んで欲しいオーシャナの記事をピックアップしてお届けします♪
メールアドレスを入力して簡単登録はこちらから↓↓

writer
PROFILE

																								
FOLLOW