【パラオ】幸せのホワイトバラクーダ!? by 長野 浩
今日は長野、バリーガイド、マイクオペレーターで出航です。
1本目はブルーコーナー。
なかなかいい上げ潮で壁を右手に見ながら進みます。
マダラタルミの辺りからサメが多くなり始めました。
比較的強めの流れの為か、ギンガメアジの群れがドロップ沿いの20m付近にいます。
少し水深を落として見に行きます。インドオキアジの群れも同じところにいます。流れを避けているようです。
頭上にはホバーリングするグレイリーフシャークたち。
徐々に水深を上げてもう一つのギンガメアジの群れのところで棚に上がりカレントフックを掛けます。
グレイリーフがなかなかの数です。イソマグロの子供もいます。ヨコシマサワラも通り過ぎます。
移動してオオメカマスを眺めた後もう一度フッキング。でっかいイソマグロがすぐ下を通り過ぎていきます。50kg位あるでしょうか。
ナポレオンはロウニンアジ、ホワイトチップを引き連れてやって来ます。
最後はもちろんブラックフィンバラクーダの群れ。
と、ここで、良く見てみると、なんと真っ白なバラクーダ発見!
カメラを持っているゲストの腕をひいて「撮れ!撮れ〜〜!」と叫びながらダッシュします。
写真を見て頂けると分かるでしょうか。
周りのバラクーダと比べると明らかに体色が違います。
アルビノと思われますが長野は初めて見ました。
とっても得した気分で幸せを呼んでくれるのではないでしょうか。
なんと一緒に潜ったゲストが100本記念でした。
珍しいものが見られて記憶に残る1本になったことと思います。
写真はゲストのNAKAMURA様から提供して頂きました。
2本目はニュードロップオフ。
いい下げ潮です。壁左で進みます。
相変わらずユメウメイロが綺麗です。グレイリーフがホバーリングする中進みます。
センジュイソギンチャクが丸まってます。
ダイバーが吐くエアーをパクパク食べるオレンジフィンアネモネフィッシュを紹介して、棚に上がります。
フッキングしてサメたちを見ているとグルクン系が逃げ始めました。
ロウニンアジとカスミアジが追って行きます。
少し進んで行くとユメウメイロ、ササムロ、クマザサハナムロ、ピンストライプフュージラーなどグッチャリ固まっています。そこにロウニンアジとカスミアジ4匹が突っ込んでます。すごい数のグルクン系たちです。
いい眺めですねぇ。
ヨスジフエダイ、ノコギリダイの群れを見て浮上開始です。
午前中2本はとてもいいダイビングでした。
3本目はコーラルガーデン。
ナカモトイロワケハゼを見に行きます。たくさんいます。可愛いですねぇ。
近くにヒトデがいたのでちょっと見に行くと、何やらコシオリエビのようなのが10匹ほどついています。
初めて見ましたねぇ。何なんでしょうか…。
水深を上げつつフタホシタカノハハゼ、アオハチハゼを見ます。
定番のギンガハゼは色違いのペア。
ガラスハゼの卵やミカヅキコモンエビ、ストライプヘッドドワーフゴビーなど紹介します。
カニハゼはとっても小さい幼魚もいてかわいらしいです。
クジャクスズメダイ、タレクチベラの幼魚を見た後、綺麗なサンゴの上を流して浮上です。
PROFILE
長野浩
Hiroshi Nagano
東京都出身。1987年よりパラオ在住。
パラオを最も多く潜っているホモサピエンス。
大物一辺倒だったパラオにマクロブームを巻き起こした第一人者なので、
もちろん大物を見せるガイディングもトップクラスだが、
個人的には小物を見せるガイドが得意。
AQUA MAGIC
http://www.aquamagicpalau.com