【南越前】春のニュース!! by山下朋岳
皆さん、こんにちは。北陸・越前海岸からのHOTな情報です。この季節の越前海岸は、「ダンゴウオ」「ウミウシ」「コブダイ」で賑わっています。3〜5月メインの「ダンゴウオ」は、多い時で1ダイブ20匹近く見られます。「ウミウシ」は、エムラミノウミウシやサガミミノウミウシ、ヒロウミウシなど30種類を越す種類がたくさんいます。
そんな中、この春、珍しいレア物がでましたので、幾つかご紹介します。
一つ目は、「サケガシラ」。水深数百メートルにいるはずの深海魚サケガシラが、沿岸の定置網に大量に掛かる現象が続いています。ダイビングポイントでも現れました。
二つ目は、「キアンコウ幼魚」。最近3〜10mくらいの水深で、ちょこちょこ見られるようになりました。
三つ目は、「???クラゲ」。ハナアカリクラゲかと思っていたのですが、そのクラゲより触手が多い新しいエボシクラゲ科の一種だそうで、近年日本海沿岸で見られるようになり、今年度中には新しい学名で登録される予定だそうです。
こんな感じで、2年前にOPENした「南越前ダイビングパーク」の海は、多くの可能性を秘めた海だと思っております。みなさん、機会があれば、ぜひいらしてくださいね〜。
PROFILE
山下朋岳
TOMO
《南越前ダイビングパーク》のチーフインストラクター。
この北陸のみならず伊勢・東紀州・南紀・伊豆・リゾートなど、
いろいろな海を潜り、ガイドを経験。
毎日のように潜り、そこで感じることを、ガイドを通して多くのゲストに伝えている。
「南越前の海のよさを一人でも多くの人にお伝えしたい」と今日も海を案内。
南越前ダイビングパーク
http://www.divingpark.jp/index.html