念願のアンボンスズメダイ
早くも8月に入り、海の状態も屋久島の最も良い時期に突入した。
毎年、この時期は普段はここの海にはいない魚が黒潮を通じて南から流れてきて、その新しい出会いにワクワクする季節だ。
屋久島は黒潮が東シナ海から日本の太平洋岸に流れ込む分岐点に位置するため、伊豆や紀伊半島、四国、伊豆諸島などへの死滅回遊魚(無効分散する魚)の供給源になっている。
屋久島で産まれ、屋久島から流された幼魚たちが、初秋の日本の太平洋岸の海を彩る。
そんな供給源の島にも、当然もっともっと南から流れてきて、成魚になれずに死んでいく死滅回遊魚の存在はある。
こうした魚たちが流されてくるのは、屋久島では黒潮が完全接岸する7月〜8月の時期に多い。
今年は黒潮の寄りが弱いからか、こうした魚が例年に比べて少ない気もするが、先月は念願だったアンボンスズメダイにようやく出会う事ができた!
小さな小さな幼魚でスグあとの台風時化でいなくなってしまったのだが、これは本当に嬉しい出会いだった。。。
今年は他にどんな魚が流されてくるかな。。。?
毎日、ワクワクしながら潜る日々が続く。(^^)