南米の秘境の海。その第一印象は“濃厚” 〜写真家・高砂淳二が語るガラパゴスの海 後編〜

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写真家・高砂淳二

――――高砂さんが思わずカメラを向けてしまう、心ひかれる生き物は何ですか?

やっぱり、アシカやペンギン、イルカなんかは、出会って嬉しい生き物ですね。
特にガラパゴスアシカは、人に好奇心を持って寄って来てくれますが、
表情があって可愛い。好奇心を持って来た時の目つきがおもしろいんですよ。
アシカ同士の絡みなんかもおもしろいですよね。
あちこちにいますし見ていて飽きません。

ガラパゴスのアシカ

スノーケリングをしていると、ペンギンが泳いでいたり、イグアナが飯を食っていたり。
こうした普通ではなかなか会えないような、珍しくてガラパゴスらしい生き物が間近で見られるのも嬉しいですね。

ガラパゴスのペンギン

イルカも含めて、彼らと再会できるのも今から楽しみです。

――――9月のダイビングクルーズで新たに撮ってみたいシーンはありますか?

私もまだガラパゴスでは会ったことがないんですが、9月はジンベエザメのシーズン。
日本人がよく他の海で見るのは小さいサイズだけど、こちらのは回遊性でサイズも大きいと聞きます。
私自身もとても楽しみにしています。

また、ガラパゴスといえばハンマーヘッドも有名ですが、これまでは、大きな群れとは遭遇できなかったので、ぜひハンマーヘッドの群れを撮れたらいいですね。

――――ダイブクルーズの見どころを教えてください。

ガラパゴスは島が多くて、それぞれに表情があるし、生き物も違う。
ダイブクルーズなら、全部回れるし、いいところ取りができるのが嬉しいですね。
ウォルフ島やダ―ウィン島などの大物ポイントもあれば、一カ所でのんびり潜る海もあって、撮るものには困りません。

ダイブクルーズでは、私の写真を見ていただきながら話をさせてもらったり、
ゲストの写真を見てアドバイスさせていただくなど、水中写真が上達するお手伝いなんかもできたらいいなと考えています。

私は、いつもその時に気が向いたものを撮っていますが、
自然の奥にあるもの、目に見えないつながりというものに興味があります。
地球にはいろんなシーンがあって、いろんな生き物がいるじゃなないですか。
それは一体、何でなんだろう。どういうつながりなんだろうと。

そういう意味では、ガラパゴスにはいろんな生き物がいて、地球の縮図のようになっています。
何でこんなのがいて、あんなのがいてっていう、そのつながりを考えながら潜るのがとってもおもしろくってね。

ツアーという形で久しぶりに9月にガラパゴスで潜りますが、ガラパゴスの海は本当に魅力的です。
特に水中写真に興味のあるダイバーの皆さん、もしよろしければご一緒しませんか? 
僕が一番楽しんでしまうかもしれませんけどね(笑)。

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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
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