いつかは一緒に泳ぎたい海獣特集
海ラバーなら誰しも、海獣(※)たちと自由自在に遊んだり、泳ぎまわったりしたいと思ったことが一度はあるはず。そこでオーシャナでは、一緒に泳げる海獣の独自調査を敢行!国内、海外に分けてまとめてみた。
※海獣
哺乳(ほにゅう)類の中で、海で住むのに適したように形態の変化をとげているもの。クジラ・イルカ・ラッコ・アザラシなど。
国内で海獣と泳ごう!
●イルカ(ミナミバンドウイルカ、ハシナガイルカ)
日本で海獣スイムといったら、おそらく一番ポピュラーであろうドルフィンスイム。特に御蔵島のイルカたちは、大変人懐っこいことで有名。イルカと並走したり、くるくると水中でダンスしたりとまさに一緒に泳いでいる感覚が味わえる。
・泳げる場所
御蔵島
利島
小笠原
石川
・オーシャナでのドルフィンスイムの記事はこちら
●クジラ(ザトウクジラ、マッコウクジラ)
いままではホエールウォッチングが主流であったが、近年ではホエールスイムも楽しめるようになってきた。自分の身体より圧倒的に大きいクジラとのスイムはド迫力!ソングと呼ばれるクジラの鳴き声を聞くことも魅力の一つ。
・泳げる場所
沖縄本島
久米島
奄美大島
沖永良部島
徳之島
・オーシャナでのホエールスイムの記事はこちら
●トド
好奇心旺盛で友好的といわれるトドとも泳げる。トドスイムは現在ダイビングが主流。群れで行動する彼らなので、出会えたら10数匹との水中遊戯が楽しめる。時期は1月がピーク。
・泳げる場所
北海道 積丹半島
・オーシャナでのトドスイムの記事はこちら
海外で海獣と泳ごう!
●マナティ
しゃもじ型の尾びれと猫の様な口元が愛くるしいマナティスイムは、他の海獣たちとのスイムとはかなり印象が違うという。ゆっくりのんびり水中を漂う彼らをこちらもゆったりと観察する場合が多いようだ。
・泳げる場所
アメリカ フロリダ
・オーシャナでのマナティスイムの記事はこちら
●ジュゴン
マナティに似た容姿だが、よく見るとまったく違うジュゴン。尾びれはイルカやクジラのそれに似ており、海底に生えるアマモを食する口は、マナティよりも下向きだ。しかしながらゆったりと水中に漂う動作はかなり似ていると言えるだろう。
・泳げる場所
フィリピン
東ティモール
バヌアツ
ニューカレドニア
・オーシャナでのジュゴンスイムの記事はこちら
●アシカ
水族館で人気者のアシカだが、海外では野生のアシカと一緒に泳ぎを楽しめるようだ。彼らはコロニーを作り群れで生活する習性があるのだが、400頭もの大きい群れに遭遇する時もあるそう。圧巻のアシカスイムが楽しめる。
・泳げる場所
オーストラリア パース
メキシコ ラパス
・オーシャナでのアシカスイムの記事はこちら
●クジラ(シロナガスクジラ、マッコウクジラ、ミンククジラ他)
海外では、地球最大の肢体を誇るシロナガスクジラとスイムが可能。他にもさまざまな種類のクジラと泳げる。
・泳げる場所
トンガ
タヒチ
オーストラリア
スリランカ
東ティモール他
・オーシャナでのホエールスイムの記事はこちら
●シャチ
イルカとクジラを足して二で割ったようなフォルムのシャチ。世界でもシャチと泳げる海はまだまだ少ない。
・泳げる場所
ノルウェー
スリランカ
海獣たちとずっと遊ぶために
愛くるしかったりド迫力だったりとさまざまな表情を見せる海獣たちだが、生存の危機にさらされている種も多々ある。海獣たちの姿を今後も見届けていくためにも、今私たちにできることを各種に分けてピックアップしてみた。興味がある生き物をより深く知るためのきっかけになるとうれしい。
●イルカ
▶︎ハワイの自然を守ろう!「マルラニハワイ」がウミガメ&イルカを守る保護団体とのチャリティ企画第二弾を発売開始!
●クジラ
▶︎phenix(フェニックス) × 知床財団 コラボレーションTシャツが発売 売り上げの一部は、北海道「知床」の環境保護に
●マナティ
▶︎「マナティーを学ぼうキャンペーン」としてのマナティーバッグ付き寄付プランの申し込みがスタート