『どうしてそうなった!? 』シリーズ3部作目、「海の暮らし」がいよいよ発売!
海洋写真家・吉野雄輔さん著『どうしてそうなった!? 海の生き物』シリーズの3部作目となる「海の暮らし」が10月30日に発売される予定だ。‟暮らし”をテーマにした本作では、イルカやクラゲ、ヤドカリといったさまざまな海の生き物たちの生き様に注目。
生き延びるためのビックリする生態や、想像もつかない子育ての様子に驚き、感動し、どうして?と好奇心が湧いてくる写真絵本となっている。
本作を含めると、すでに発売されている「海の色」、「海の形」と合わせて全3部作が出揃うことに。シリーズ3巻をすべて読むことで、海に暮らす生き物たちの多様性や生態系の全体像が見えてくるはず!
発売を前に、本の内容をチラッとご紹介。
20万点以上の海洋写真から、選りすぐりのカットを掲載!
潜水歴40年にもなる吉野さんが撮影した20万点以上の海洋写真から、選りすぐりのカットを掲載!ページをめくるたびに、多様な進化を遂げた海の生き物たちの生き様が目に飛び込んできて、大人も子どもも思わず見入ってしまうこと請け合い。
吉野さんの視点で紡がれる分かりやすい文章で、海の生き物36種類の生活を覗いてみよう!
本書には、イソギンチャクとクマノミの共生、氷のゆりかごで子育てをするアザラシ、遊ぶことをおぼえたイルカなど、36種類の海の生き物が登場する。
この写真の生き物は、食べられる家にすむタルマワシ。あまり注目されないが、ユニークな生態をもつ生き物も取りあげられている。
写真の側には、吉野さんの海洋写真家としての視点を取り入れた分かりやすい文章が添えられているので、読んでいるうちに、一緒に海の中を覗いている気分に。
すべてふりがな付きで解説!子どもから大人まで楽しめる
全ページにふりがなが付いているので、小学校低学年から大人まで広く楽しめる仕様。読み進めていくうちに「どうして?」と気になったら、巻末の「解説」ページをチェック。本文の内容や登場する生物について、より詳しく丁寧に説明してくれている。
ここへきて、あえて言わせてもらいたいのが、とにかく写真がきれいということ。パラパラとページをめくるだけでも、スッと引き込まれてしまう。口ほどに物を言う吉野さんの写真、ぜひお手に取って見ていただきたい!
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海洋写真家・吉野雄輔さんプロフィール
1954年、東京生まれ。
大きな海の写真から小さな生きものまで、スチール写真を専門に、40年以上撮影している。写真集、図鑑、写真絵本、雑誌、新聞、広告などの世界で幅広く活躍。
著書に『海の本』(角川書店)『山渓ハンディ図鑑 改訂版 日本の海水魚』(山と渓谷社)、『世界で一番美しい海のいきもの図鑑』(創元社)発売6年目でもAmazonでベストセラー1位、増刷決定、8刷。
たくさんのふしぎでは『海は大きな玉手箱』(101号)、『ウミガメは広い海をゆく』(174号)、『この子 なんの子? 魚の子』(294号)、『ヒトスジギンポ 笑う魚』(328号)、『サメは、ぼくのあこがれ』(354号)、『海のかたち ぼくの見たプランクトン』(391号)、『イカは大食らい』(第426号)など多数(福音館書店)