オールビーチズのプラントベースエコバッグ＆ヨガマットでエコな海時間を

この記事は約6分で読めます。

梅雨入りしたとはいえ、比較的晴天続きの関東。海で過ごす時間が、より気持ちよくなる季節の到来だ。
週末になれば地元民だけではなく、砂浜は多くの観光客で賑わっている。ダイビングをする人もいれば、サーフィンやビーチヨガ、SUPなどのマリンアクティビティに限らず、積極的にビーチクリーンを行う人も多く見かけられる。

神奈川県由比ヶ浜で結成された、ビーチクリーン活動などを行うコミュニティー「Allbeaches（オールビーチズ）」は海を想うメンバーが約20名集まり活動しているという。
そんなコミュニティーから、ビーチクリーン後にビーチヨガを楽しむメンバーのために開発された100%植物性（プラントベース）のビーチ用の『ヨガラグ』が販売される。ヨガラグ製造時に余る生地（残布）を活用して作られた『エコバッグ』も、応援購入サービス「Makuake（マクアケ）」にて先行発売がスタートした。

オールビーチズとは？

オールビーチズは、ビーチごとにチームを作り、ビーチクリーンをはじめ、地球環境問題について仲間と一緒に楽しく学び・活動するコミュニティー。

日本は海岸で囲まれた国で、多くの海洋ゴミ（特にプラスチックゴミ）が漂着し、その量は10万トン以上と言われている。
拾っても拾っても、また海からビーチへとゴミは運ばれてきているのが現状だ。前日キレイにしたビーチに、翌日にはもう新しいゴミが届けられていることもある。
小さなプラスチックの破片は、もはや拾いきれないほど。そんな状況を目にすると「ビーチクリーンは意味があるのか？」と思ってしまうかもしれない。

でももし海岸でたった10g（ペットボトル半分程度）でもプラスチックゴミを拾えたのなら、それは北太平洋で１km四方に浮かぶマイクロプラスチックをすべて回収したことになるそうだ。（※参考文献：海洋プラスチックごみ問題の真実／磯辺篤彦著）

オールビーチズは、ビーチクリーンは日本だからこそできる、世界につながる環境活動のひとつだと考えている。

オールビーチズ初のチームは神奈川県の由比ヶ浜で結成し、「＃世界につながるビーチから」を合言葉に、海を想うメンバー約20名が集まり活動している。
定期的なビーチクリーン活動や勉強会に加え、メンバーが主体となって行うプロジェクトを進めている。

商品開発の背景

オールビーチズでは、ビーチクリーンの後にチームメンバーでビーチヨガを楽しんでいる。（※緊急事態宣言中はオンラインヨガを実施しています。）
一般的に販売されているヨガラグ（ヨガマット）の多くは、PVC（ポリ塩化ビニル）やTPE（熱可塑性エラストマー）、PU（ポリウレタン）といったプラスチックで作られている。
そこで『ビーチクリーンでプラスチックゴミを拾った後に、私たちが使うヨガラグがプラスチックでできているのは矛盾だな』と思い、100%植物性（プラントベース）のヨガラグを作ることにしたという。
本体の布は、「竹」を25%使用した100%植物性。
また縫製糸やタグも綿100％のヨガラグが完成した。
また、ヨガラグ製造時に余る生地（残布）も活用したいと考え、『エコバッグ』も生まれた。

商品の特徴

１．「竹」を25%使用した100％植物性（プラントベース）

竹は、一般的に栽培に農薬を必要としない。また、他の植物と比べて非常に成長が早く、繊維量も多いため生産効率が高いことが特徴で、綿や木・プラスチックの代わる環境に優しい素材として注目されているのだ。
ヨガラグ・エコバッグに使用している生地は、天然の竹から繊維を取り出し作られた「天然繊維（竹）」*と綿を混紡した糸で作られた、100％植物性（プラントベース）。また、カラーステッチ部分の糸やタグなどの副資材も綿でつくられた植物性のものを使用している。
*化学繊維に分類されるバンブーレーヨンとは違い、天然の竹から繊維を取り出し作られたもので「植物繊維（竹）」と表記が可能なものです。

２．生地を無駄なく使ってヨガラグとエコバッグを製造

ヨガラグの製造に合わせ、残布をなるべく出さないようにエコバッグの布の取り方やデザインを考えた結果、特徴的で使いやすい形のエコバッグが誕生。
大きめサイズ（約12L）で持ち手部分も太いので、たくさん入れても腕に食い込まずに使える。
ヨガラグは大量生産をせず必要とされる分だけ小ロットで製造。ヨガラグの製造量に合わせてエコバッグの製造量が決まっていく。

３．生地生産・最終縫製を日本国内で行うメイドインジャパン

糸の原料となる竹や綿は海外から輸入したものだが、糸・生地の製造から最終縫製までを日本国内で行っているメイドインジャパンの製品。

製品仕様

１）ヨガラグ

サイズ ：約184cm X 約71cm（A4よりもひとまわり大きなサイズまで畳めて、エコバッグにも入ります。）
重さ ：約625g（りんご２個分ほど）
カラー ：ブラック、ブルー、ピンク
素材 ：綿75%、植物繊維（竹）25％
生産国 ：日本

２）エコバッグ

※裏返してデザインを楽しめるリバーシブル

サイズ ：丈＝約65cm、巾＝約36cm、マチ＝約15cm（A4よりもひとまわり大きなサイズまで収納可能！）（容量：約12L）
重さ ：約225g（小ぶりのりんご１個分ほど）
カラー ：ブラック、ブルー、ピンク
素材 ：綿75%、植物繊維（竹）25％
生産国 ：日本

価格

ヨガラグ　 　各色：8,800円（税込）
エコバッグ　 各色：4,950円（税込）

販売場所

１）ヨガラグ

2021年6月21日（月）～オールビーチズ公式サイトにて一般販売
▼オールビーチズ公式サイト
https://allbeaches.jp/

２）エコバッグ

2021年6月21日（月）～応援購入サービス「Makuake（マクアケ）」にて先行発売
▼Makuake（マクアケ）応援購入ページ
https://www.makuake.com/project/allbeaches/
※ヨガラグとのセットメニューもあります

＃世界につながるビーチから
オールビーチズ公式サイト：https://allbeaches.jp/
オールビーチズ公式インスタグラム：https://www.instagram.com/allbeaches.jp/

せっかく海で過ごすのなら、使うアイテムも環境に配慮したものをセレクトするのが真の海好きと言える。
どんな人にも使いやすいエコバッグはもちろん、ヨガをしない人がちょっとしたレジャーシート代わりとしてヨガマットを取り入れるのも良さそう。
消費者として購入するアイテムを選び、環境問題に向き合う団体をサポートしていこう。

海とスキューバダイビングの総合サイト・オーシャナ、つまりこのサイトの編集部です。

いろんなニュースや、オーシャナからのお知らせを発信しています。