黒潮が創り出す海のフォトスタジオ KUSHIMOTO

串本WEB Magazine

Kushimoto / 串本

水中カメラマン・中村卓哉、初潜入!

Photo
中村卓哉
Model&Text
稲生薫子
Special Thanks
串本ダイビング事業組合
Design
Panari Design
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水中カメラマン・中村卓哉、初潜入!

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中村卓哉
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アットホームな串本へ、いざ!

潮岬と潮岬灯台(撮影/中村卓哉)

中央に写っているのが潮岬灯台、左に大きく飛び出したのが潮岬、その奥がゴールデンポイントだ

串本には全部で22のダイビングショップがある(2017年10月現在)が、そのすべてが串本ダイビング事業組合に加盟。みんなで協力して、串本の海をPRし、守っていこうとしているのだ。

1本目で外海に潜りに行ったガイドに、2本目以降でエントリーしようとしているガイドから「外、ど~お~?」なんて電話がかかってくることはしばしば。こんなちょっとした横のつながりから、関西気質もあって(笑)、アットホームな印象を受けた。

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絶品ランチも待ち遠しい! アットホームなセンターウェルで潜る串本

今回初めて潜った串本の海をひと言で表すと“フォトスタジオ”だと中村カメラマンは言う。

「潮岬を挟んで、温帯の熊野灘と熱帯の枯木灘の海水が交わる場所に数十カ所のダイビングポイントが集まり、その両方の生態系がうまくミックスされた串本の海は、まさに海の“フォトスタジオ”。被写体の背景のバリエーションも豊富で、珊瑚やソフトコーラル、ヤギやカイメン、海藻やウミシダなど、色とりどりの環境が無数に用意されているのは、まるでスタジオセットのようだった」

さらに、今回は天候に恵まれたわけではないので、次回は太陽の光が差し込んでいるときに串本の海を、特に珊瑚を撮影してみたいとしきりに語っていたのが印象的だった。

東京からだと車で約8時間。「週末に気軽にレッツゴー!」と言える距離ではないものの、串本が関西ダイバーのメッカになるのはとてもうなずける。伊豆のダイバーにも、また、ほかの地域のダイバーにもぜひ見て感じてもらいたい。

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