西伊豆、堂ヶ島に新ダイビングポイント「サク根」が誕生!5月1日オープン

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2021年5月1日から、西伊豆、堂ヶ島に新ダイビングポイント「サク根」がオープンするという嬉しい知らせが届いた。公開に先駆けて開催されたダイビングショップスタッフ向けの視察イベントの様子を紹介するので是非チェックしてみてほしい。

「サク根」はボートダイビングで楽しむ

西伊豆の海岸線はリアス式海岸となっており、その複雑な景観が魅力。堂ヶ島では、天窓洞(てんそんどう)と呼ばれる蜂の巣のような海蝕トンネルが特に有名だ。「サク根」には、そのトンネルをボートで通って向かうことになる。港からポイントまでは約5分の距離。

伊豆半島 堂ヶ島の天窓洞(静岡県西伊豆町)
「サク根」のポイントマップ

「サク根」のポイントマップ。大きな根が3つあり、時計回りに北の根、東の根、南の根と名付けられており、メインで潜るのは北の根と南の根だそう。

魅力1.あったか~い湧き出す温泉

「サク根」の海中温泉

温泉は、手を直に置くと熱いくらい!大体50度はあるのではないかと予想されている。

このポイントの特徴的な魅力の一つが北の根に位置する海中温泉。干満の差はあるものの、水深3~5m付近にある岩の裂け目から温泉が湧き出しており、ダイビング中は吹き出し口に手をあてて暖をとることもできるようだ。

魅力2.冒険気分が高まる自然のアーチ

サク根 北の根 アーチ

さらに北の根では、波によって浸食されてできたと思われる天然のアーチをくぐって遊べる。また、高い確率でウミガメに遭遇できるのも魅力の一つ。

魅力3.濃い魚影&生物の宝庫

サク根 南の根 ウミウシ

南の根で確認されたウミウシ

サク根 南の根 ネコザメ

南の根で確認されたネコザメ

南の根では、濃い魚影と多くの生物観察が期待できる。視察中だけでも、数種類のウミウシや、ネコザメ、ドチザメ、クエ、トビエイなどと出会えたという。

また、メインではないが、北と南の中間地点から約15mほど離れたところにある尖がった東の根でも、コロダイ、ハマフエフキなどが見られるようだ。

「サク根」視察ダイビングイベント

視察日には、春濁りの影響も見受けられたようだが、穏やかな海況の中、多くのインストラクター達が今後に期待を寄せる結果となった。

今後、堂ヶ島の名物ポイントになりそうな「サク根」。ぜひ遊びに行ってみては?

ポイントの詳細についてはマリンステーション堂ヶ島までお問い合わせください。

協力:マリンステーション堂ヶ島

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