地球の反対側、フォークランド諸島の凪いだ海を泳ぐオットセイ~岡田裕介の海中時間~

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先月、フォークランド諸島に行ってきました。

南米大陸最南端の都市であるプンタ・アレーナスから週1便の飛行機で行くのですが、目的の島に到着したのが日本を出て5日目。
さすがは日本の反対に位置する国です。

今回はペンギンの撮影が目的でしたが、海獣好きの血が騒ぎ、約5000頭いるといわれるオットセイのコロニーへも行ってみました。

切り立った崖の下にいるオットセイに近づくため、
安全に下りられるギリギリの所まで下って行き、
オットセイたちに気付かれないよう、身を潜めながら、
そして何ともいえない臭いに包まれながらの撮影。

フォークランドでは珍しく凪いでいる海を漂うオットセイと美しい海藻。

フォークランド諸島のオットセイ

幸せな時間を過ごす事ができましたが、
今でもオットセイの写真を見るたびに、あの匂いが蘇ってきます。

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PROFILE
埼玉県生まれ。大学卒業後、フォトグラファー・山本光男氏に師事。
 2003 年より、フリーランスフォトグラファーとして独立。沖縄・石垣島、ハワイ・オアフ島へ の移住を経て、現在は神奈川県の三浦半島を拠点に活動中。 水中でバハマやハワイのイルカ、トンガのザトウクジラ、フロリダのマナティなどの大型海洋ほ 乳類、陸上で北極海のシロクマ、フォークランド諸島のペンギンなど海辺の生物をテーマに活動。 2009 年 National Geographic での受賞を機に世界に向けて写真を発表し、受賞作のマナティ の写真は世界各国の書籍や教育教材などの表紙を飾る。温泉に入るニホンザルの写真はアメリカ・ スミソニアン自然博物館に展示。国内でも銀座ソニーアクアリウムのメインビジュアルはじめ企 業の広告やカレンダーなどを撮影。 またミュージシャンのライブ撮影も行い、雑誌、WEB、広告などに作品を発表している。
 
HP:https://yusukeokada.com
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