ocean+α ファミリー企画始動!? 未就学児の子どもがいても、パパ&ママだって海で遊びたいんです!

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「未就学児のパパママだって、もっと海で遊んでいいと思うんです」

そんな話で意気投合したのは、元ダイビングガイドで、今は大手広告代理店で働く早乙女さん(2児のパパ)と海獣Loveのocean+α編集部の山本(1児のママ)。

ハワイオアフ島

ハワイオアフ島

パパママこそ、もっと遊ぼう!
親が楽しいと子どもも楽しい

山本

今年3歳になる息子がいるんです。0歳から海には連れて行ってるんですけど、 結局ちょこっと波と触れ合うぐらいで、ぜ〜んぜん“海で遊んだ”感がないんですよね。まだ小さいから仕方ないのかもしれないですけど。
でも、海と息子の 写真が撮りたくて、結局毎年行っちゃってます。(笑)

11ヶ月で海デビュー

11ヶ月で海デビュー

早乙女

だいたい小学生ぐらいになってくると、海遊びの幅も広がってくるし、スクール的なものも増えてくるけど、未就学児向けのプログラムってあまり無いんですよね。

山本

海、しかも、真夏の海水浴は体力を奪われるので、特に2歳ぐらいまではよくよく注意が必要です。涼める場所を用意したり、心がけて水分を補給したり。あと、UV対策もマスト。さすがにうちも、梅雨明けたばかりの“真夏一歩手前”ぐらい の時期を狙って行ってます。真夏は命の危険すら感じますからね。

早乙女

そういった面で海は、ベビーにとってはハードル高いですよね。うちは、5歳と3歳の息子がいるんです。実は、妻のお腹に3人目も(照)。

こういった理由もあって、僕が2人を連れ出すことが多いんです。でもせっかくの休日、パパだって遊びたいじゃないですか。
大人も子どもも平等にそれぞれの価値観を尊重し、むしろ大人自身が楽しんじゃうことを掲げているasobi基地に参加し始めました。ただ、海の企画はまだそんなにない……。

山本

え、でも顔、真っ黒ですよ?

早乙女

これは、サーフィン焼けです。(笑) サーフィンなら朝のうちに家に帰ってこられるし、温かい季節なら家族も一緒に連れて行っちゃいます。サーフィンだと、パパが波乗りしたあと息子たちとも遊べるんですよね。

山本

ダイビングじゃないんですね!! かつて伝説のガイドと言われ、今も三陸ボランティアダイバーズでの活動や江ノ島清掃などでダイビングを続けている早乙女さんでも、子連れダイビングにはハードルがあるとは……。

15 年前、タオ島でのイントラ時代

15年前、タオ島でのイントラ時代

早乙女

託児ダイビングっていうのもありますが、結局室内で過ごして時間を潰している感覚があったり、親だけ楽しんじゃってる罪悪感みたいなものがある。自分自身、自然が好きだし、せっかく海へ来たなら一緒に楽しみたいですよね。

山本

そうですね。ダイビングって、ダイビングポイントまで遠いのも難点。子どもを連れていくとなると大変です。パパ、ママ、どちらかと子どもがお留守番というケースが多いかもしれませんが、せっかくなら家族で楽しみたいですしね……。

早乙女

僕、やってみたいことがあるんです!!!

山本

は、はい……? (どうしよう、すごい圧!!)

早乙女

ダイビングだとハードル高いですが、スキンダイビングってどうでしょう?  パパ、ママがスキンダイビングで楽しんでいるあいだ、子どもは保育士に預けて磯遊び。(どや顔)

山本

え、海辺で子どもを預けるのって、けっこう心配ですけど……。保育士がいたとしても、親ですら子どもたちの行動は予測できないので……。モゴモゴ……。

早乙女

そうですよね。まずは超少人数からやってみたいな……。5組ぐらいで、さらに2班に分けて順番にスキンダイビングに行く、っていう。フリーダイビングインストラクターの武藤由紀さん、指導してくれないかな。
オーシャナさん、一緒にトライアルイベントやってみませんか? 越智カメラマンみたいに、ペリリュー等にファミリーで取材なんてことはできないので、場所は、東京から比較的行きやすい葉山、一色海岸。ここなら、磯遊びに適した岩場もあります。時間は9:00集合、15:00解散。で、対象年齢も幼稚園くらいの未就学児に絞る。

山本

(早乙女さん、すでにめっちゃ考えているじゃんか!)
実は、私が息子が生まれてから通っているのも葉山です。子どもが小さいうちは、伊豆が遠い(泣)。
15:00 解散なら、夕方帰宅していつも通りのペースで就寝できますね。対象年齢を絞るのもいいと思います。暑い中ベビーを預かるのは こちらも怖いし、海で遊びたい小学生を留めるのも難儀しそうです。
しかも、武藤さんに指導してもらえたら、パパママもしっかり海で遊べますね。私も参加したくなっちゃったかも。ソワソワ……。

早乙女

でしょ?

山本

いや、実は以前から思うところあって。小さな子どもを持つ親って、ストイックすぎるところあると思うんです。自分のことを後回しっていうか。
レジャーといえば、○ンパンマンミュージアムとか、○ュウレンジャーショーとか、子どもがメインのところばかり。もちろん親として、子どもがよろこんでいる姿をみるのも幸せの極みなんですが、たまには昔のようにめいっぱい遊びたい。(笑)
ライフステージが変わっちゃうと、ものすごい時間が経ったような気がしますが、未就学児のパパママなんて、3年とか5年とか……ちょっと前までは普通に海で遊んでたと思うんですよ。

ダイビングデート、行ったなぁ(笑)

ダイビングデート、行ったなぁ(笑)

早乙女

そうそう、そんなにブランクがない。
僕もね、親が自然の中で思いきり楽しんでる背中を見せることって、大切なんじゃないかなって思うんです。やっぱり、親が楽しくないと、子どもだって楽しくないでしょう?

山本

もうこれ、ocean+αでトライアルイベントやっちゃうしかないんじゃないですか!?

ocean+α ファミリー企画始動!?
7月23日(日)に開催決定!

未就学児の子どもを持つもの同士、妙に意気投合してしまった私たち。私自身がプライベートで感じていたフラストレーション、きっと世のダイバーパパ&ママも感じたことがあるのでは?

また、フリーダイビングインストラクター・武藤由紀さんも快く協力していただけることになりました!(拍手♡)
さらにご協力いただく保育士さんもダイバー! この組み合わせ最強かも!?

トライアルイベントなので、どうなるか分からない部分はありますが、スタッフ陣の人数は多めに集め、大人の目は行き届くように配慮しています。
日頃頑張ってる、パパ&ママこそ遊ばなくっちゃ。ocean+αファミリー企画、祝☆START!

     【プロフィール】

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早乙女祐基さん
学生時代からダイビングをはじめ、2001年頃からタオ島(タイ)のビッグブルーでガイド、イントラ。2004年頃から伊豆海洋公園でも非常勤イントラ開始。2006年から会社員。2009年、岩手で鮭遡上観察プログラム開発スタート。2011年、東日本大震災後にNPO法人三陸ボランティアダイバーズ設立。2015年、江ノ島フィッシャーマンズプロジェクトにて、江ノ島清掃、藻場再生活動を開始。2017年、子育てコミュニティ「asobi基地」キャスト参加。

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山本晴美
「ocean+α」編集部。1984年生まれのクジラ好き。高校2年生でダイバーデビュー。ダイビング誌や主婦誌の編集部や雑誌や書籍を手がける編集プロダクションなど経て、フリーの編集ライターに。しかし、海への思いが断ち切れず、現職。バイブルは、星野道夫著「旅をする木」、水口博也著「クジラ・イルカ大百科」など。

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PROFILE
1984年生まれのイルカ・クジラ好き編集者。高校2年生でダイバーデビュー。

ダイビング誌や主婦誌の編集部、雑誌&書籍を手がける編集プロダクションなどを経て、WEBメディア編集へ。オーシャナ元編集長。

現在は、WEB編集を中心に、書籍・パンフレット編集、イベント・商品企画など、多方面で活動中。

ファンダイビング中に手軽にゴミが拾えるメッシュバッグ・オーシャンバッグプロジェクト進行中。ダイビングプラットフォーム・Scuba Monsters準備中。
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