2018年バハマドルフィンクルーズweek1〜20年目のメモリアルイヤー!イルカ三昧の日々〜

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バハマのイルカ(撮影:越智 隆治)

スコット船長とともに歩んだ20年を祝い
ゲストからプレゼント

今年で、バハマのドルフィンクルーズに乗船するようになって、22年目。
今乗船しているDolphin Dreamの前身、Dream Tooに乗船して、船長のスコットと一緒にこの海に来るようになって、20年。そのお祝いに、ゲストがサプライズのパーティーを開催してくれた。

まったく予期していなかったのと、似顔絵入りの素敵なタオルをプレゼントされて、少々照れ臭い乗船初日を迎えた。
こっそり、用意してくれたゲストの皆さん、どうもありがとうございました。恥ずかしかったけど、嬉しかったです。また、イラストを担当していただいた山本みかこさん、記念に残るタオルを作成していただき、本当にありがとうございました。

それにしても、20年か〜。
乗船回数は、タイガーシャーククルーズも含めると、100回くらいになります。

バハマ(撮影:越智 隆治) バハマ(撮影:越智 隆治)

このタオル、少し多めに作ったということで、希望者がいたら、3000円でご購入いただけるとのことです。似顔絵を描いてもらった本人としては、お恥ずかしいのですが、告知して欲しいと言われましたので、ここに記載させていただきました。ご希望の方は、ご連絡ください。

ノースビミニの西側でイルカたちに遭遇
30頭のイルカの動画を撮影

さて、ドルフィンクルーズに関して。

1日目。バハマのウエストエンドに入港して、出入国手続きを済ませて、イルカのいる海域へ。海は穏やかだが、なかなかイルカが姿を現さなかった。7時45分くらいに、7頭のイルカが姿を見せて、ライトを付けて、ゆっくり泳ぐことができた。

2日目。天候は、曇り時々雨だが、海は穏やか。朝はイルカが姿を見せず。ランチ休憩中にエルドラドショールズでダイビングをする前に数頭のイルカを目撃した。ダイビングでは、コンク貝を回収。

バハマ(撮影:越智 隆治)

Yellowhead Jawfish イエローヘッドジョーフィッシュ

ダイビングでは、イエローヘッドジョーフィッシュや、大西洋の固有種のエンジェルフィッシュ系の魚などをゲストに紹介。

バハマ(撮影:越智 隆治)

巣穴の砂やガレを口に含み、巣穴の外に吐き出すジョーフィッシュ

ダイビング前にイルカを目撃していたから、すぐに発見できるかと思ったけど、午後もなかなかイルカが見つからない。
6時30分くらいになって、ようやくノースビミニの西側でイルカたちに遭遇。

バハマのイルカ(撮影:越智 隆治) バハマのイルカ(撮影:越智 隆治) バハマのイルカ(撮影:越智 隆治)

30頭くらいのオスのグループで、ずっと、イルカたちだけで遊んでいる感じだったが、いつもと違って、水面で皆同じ方向を向いて動かないでいたので、なかなか撮れない動画が撮れた。

バハマのイルカ(撮影:越智 隆治) バハマのイルカ(撮影:越智 隆治)

夜は、ナイトドルフィンスイミング。
5〜6頭のイルカたちが来てくれたが、ゲストのお目当はイルカではなくて、イカ。船から海中に垂らすライトに寄ってきたイカの群れにイルカがアタックを仕掛けていると、それに乗じてゲストが、網でイカを捕獲。刺身と漬けにして食べた。

3日目はイルカ三昧
イルカとハギのとりあいっこ!

3日目は、午前中、10時過ぎに昨日の集団に遭遇し、ランチ休憩まで泳ぐ。しかし、昨日のようにはゆっくりしてくれなくて、追いかけている時間の方が長かったので、良い運動にはなった。

バハマのイルカ(撮影:越智 隆治) バハマのイルカ(撮影:越智 隆治) バハマのイルカ(撮影:越智 隆治) バハマのイルカ(撮影:越智 隆治) バハマのイルカ(撮影:越智 隆治)

ランチ後には、またエルドラドショールズでダイビング。
今回は、小さなコケギンポ系の魚を探すことに。

バハマ(撮影:越智 隆治)

Roughhead Blenny ラフヘッドブレニー

バハマ(撮影:越智 隆治)

Roughhead Blenny ラフヘッドブレニー

バハマ(撮影:越智 隆治)

Golden Roughhead Blenny ゴールデンラフヘッドブレニー

午後は、6時20分頃に、2頭のイルカに遭遇。まったりと泳いでくれている内に、徐々にイルカの個体数が増えて、最終的には15頭程度がばらけて泳いでいて、スキンダイビングのグループも4〜5組に別れてイルカたちと泳ぐ感じになった。

自分がいたイルカのグループは、生きているハギをもて遊んでいたので、そのハギをつかんでみた。彼らはソナーを当ててきて、「僕らのおもちゃだぞ!かえせよ〜」という感じで、僕が持つカワハギを奪い返そうとしていた。

8頭が、正面を向いてこちらを伺っている姿は、かなり滑稽だった。残念なのは、透明度が悪く、すでに遅い時間で暗そうだったので、カメラを持って入らなかったこと。面白い写真か動画が撮影できたのに、本当に悔やまれた。

しばらくの間、「まるでイルカ使いみたいだった」と言われるくらい、イルカたちが僕に(というより、ハギに)ついてきて、面白かった。

バハマのイルカ(撮影:越智 隆治)

ナイトでは、この日は、10数頭のイルカたちが来てくれたが、やはり皆イカ捕獲に専念。50匹のイカを捕まえて、刺身と漬けにして食べた。

バンドウとマダラの群れに遭遇した4日目
そして5日目はイルカとバンダナパス!

4日目。午前中は9時30分からイルカたちと泳ぐ。最初に泳いだのは、3頭のバンドウイルカ。マダラに比べて、あまり遊ばない、そっけないバンドウたちだが、この3頭は結構フレンドリーで、しばらくつかず離れず、ついてきてくれていた。

バハマのイルカ(撮影:越智 隆治)

ランチ休憩では、またエルドラドショールズで、ダイビング。

バハマ(撮影:越智 隆治)

このポイントでのお気に入りの1つ。フェアリーバスレット

バハマ(撮影:越智 隆治)

こちらも好きなブルークロミス

バハマ(撮影:越智 隆治)

この日は、11個体のギンポを発見。宇宙人ぽい

午後からは、この日も6時30分にイルカを発見。日没まで、まったりとした感じでイルカたちと泳いだ。

バハマのイルカ(撮影:越智 隆治) バハマのイルカ(撮影:越智 隆治) バハマのイルカ(撮影:越智 隆治) バハマのイルカ(撮影:越智 隆治)

5日目。朝8時30分にイルカたちに遭遇。まったりした感じで、ゆったりとランチタイムまで泳ぐ。シャークベイト親子が姿を見せてくれて、子供とは、かなり長時間バンダナのパスキャッチをして遊んだ。

ランチ休憩では、透明度の高いエリアに停泊。このときもバンドウイルカが姿を見せてくれた。

午後は、5時前から、バンドウとマダラの群れに遭遇、フロリダに向かって戻る時間までこのグループと泳ぎ続けた。スクラッチも登場。かなりマダラも増えて、歳を取った印象だった。

バハマのイルカ(撮影:越智 隆治) バハマのイルカ(撮影:越智 隆治) バハマのイルカ(撮影:越智 隆治)

2019年バハマドルフィンクルーズ
スケジュール

2019年度のINTO THE BLUEがチャーターするドルフィンクルーズスケジュールは以下になります。
すでに、week3とweek4は仮予約ですが、満席になっています。

・week1 2019年6月7日(金)〜16日(日)(クルーズ乗船・8日〜14日)
・week2 2019年6月14日(金)〜23日(日)(クルーズ乗船・15日〜21日)
・week3 2019年7月12日(金)〜21日(日)(クルーズ乗船・13日〜19日)
・week4 2019年7月19日(金)〜28日(日)(クルーズ乗船・20日〜26日)

上記は、日本発着の日程になります。
ボート乗船は、土曜日から金曜日の7日間。
もし、10日間ではどうしても難しく、9日間で希望される方はご相談ください。

ご興味のある方はお問い合わせを!

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PROFILE
慶応大学文学部人間関係学科卒業。
産経新聞写真報道局(同紙潜水取材班に所属)を経てフリーのフォトグラファー&ライターに。
以降、南の島や暖かい海などを中心に、自然環境をテーマに取材を続けている。
与那国島の海底遺跡、バハマ・ビミニ島の海に沈むアトランティス・ロード、核実験でビキニ環礁に沈められた戦艦長門、南オーストラリア でのホオジロザメ取材などの水中取材経験もある。
ダイビング経験本数5500本以上。
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