【ハワイレポート vol.01】まさに“ドルフィンリバー”!?ハワイ島で200頭近くのスピナードルフィンと泳ぐ
今年も大好きな
ハワイ島へやってきました!
アロハ!
スキンダイビングインストラクターでライターの小笠原愛です。
今年も寒い冬を飛び出して、リトリートのため大好きなハワイ島へやってまいりました。
ライター・小笠原愛と行く! ドルフィンスイム in ハワイ島ツアーレポート2018
▼2019年の小笠原愛・ハワイ島レポート
心を惹きつけて止まないハワイ島~小笠原愛のハワイ動画レポート2019~
今年はどんな様子のイルカちゃんたちに出会えるのでしょうか?
さっそく海へ出発です!
ザトウクジラがお出迎え
今しかない瞬間を楽しむ
ハワイ島でお世話になったのは、毎度おなじみの「イルカ高等学校」さん。
今回はKIBOU号に乗って海へ出発します。
ホノコハウハーバーから出発した船は、ハワイの心地のよい風を受けながら北へと進んでいきます。
陸にはフアラライ山もくっきり見えていて、何かいい予感♪!?
景色を楽しみながら風を感じていると、突然船がスピードを緩めました。
「さっそくイルカちゃんかな?」と思っていると、遠くの方に潮が上がっているのが見えました。
冬にアラスカから子育てをしにやってくるザトウクジラです。
立て続けに潮が見え、3頭ほどのクジラがいる模様。
1頭はどうやら赤ちゃんのようです。
海の音とクジラ潮の音だけが聴こえる静かな時間。
今しかない瞬間を感じながら、みんなが黙って海を眺める気持ちいい空間。
クジラを眺めながらボーっと10分ほど過ごし、またイルカちゃん探しを再開です。
30分ほど船を走らせると、ついにイルカちゃんたちを発見!
ハワイに生息しているハワイアンスピナードルフィン(ハシナガイルカ)です。
次から次へと現れるイルカちゃん
幸せ時間を満喫
体長約2mのイルカたちは、その名の通り時折スピンしながらジャンプする姿がなんとも愛くるしい。
準備を整えて、キャンプテンの合図で入水していきます。
透き通る海の中をぐるりと見回すと、イルカの群れがこちらに向かって泳いできました。
すると、その群れから1頭が私の方に近づいてきて私の周りをクルクル旋回。
目を合わせながら40秒間の喜びの時間。
この子が去った後も、次から次へとイルカちゃんの群れがやってきます。
「オーマイゴッシュ…」あまりの美しさに勝手に漏れてくる言葉。
ピーピーピーピーと、喜びを表現するような周波数のイルカちゃんの声は、どうしてこんなにも幸せな気持ちにさせてくれるのでしょうか。
結局、トータルで200頭近くのイルカたちが私たちの横や下を通りすぎたのではないかと思います。
まさに、ハンマーリバーならぬ“ドルフィンリバー”!
無我夢中でその瞬間を楽しんだあと、スキンダイビングで水中へダイブ。
すると、さっきまで気づかなかったクジラの歌声が聞こえてきました。
水深2mほどから聞こえてくるその声は、水深が深くなるほど大きくなっていきます。
水深8mほどのところで周りを見渡すと、ただただ真っ青な海の中にポツリと浮かぶのは自分だけ。
そこにクジラの声が響き渡るとあまりの異次元な世界に怖さを覚えるほど。
行くたびに素敵な世界を体験させてくれるハワイ島。
寒い冬は日本から飛び出して、ハワイ島の海へ遊びに行ってはいかがでしょうか?