今、見直されているプラスティック・フィンのメリット ~SOLLA(ソラ) SF-24~
今こそ、プラスティックフィンの+(プラス)に注目!
TUSA SOLLA(ソラ) SF-24
(AD)
見直されつつあるプラスティックフィンの
+(プラス)の部分
日本ではゴム(ラバー)製のフィンが根強い人気だが、その特長をひと言で言えば“シンプル”。
独特なしなりや反発弾性が支持されている理由でもある。
TUSAでも“長く蹴っても疲れない”というコンセプトのフルフットラバーフィンKailが、多くのダイバーに人気だ。
そんなラバーフィンに対して、いろいろな手を加えられることができる、プラスティックフィンの+の部分が、今、見直されている。
プラスティック製の優れている点は成形性。
流体力学に基づく複雑なデザインが可能で、軟質材と硬質材を部位によって組み合わせるというような事もできる。
何より、のっぺりとしたラバーフィンに対してデザインがカッコ良く、カラーリングも綺麗な事も優れた特長だと言える。
デザインや機能をプラスの発想で作れるメリットは大きく、実際、海外ではプラスティックフィンの方が圧倒的に支持されているのだ。
世界市場とは異なり、日本でプラスティックフィンのシェアがそれ程高くないのは、「プラスティックには柔軟性がない」とか「外人は脚力があるから、硬めのプラスティックフィンを使いこなせる」といったイメージや、「柔らかいプラスティックフィンはコシがない」といった過去のプラスティックフィンに対するイメージが残っているかもしれない。
しかし、素材や製造技術は確実に進歩しており、今では、プラスティック素材でも柔軟性や反発弾性に非常に優れた物が開発されているのだ。
プラスティックのメリットを最大限活かした
楽に蹴れて、疲れないフィン
そんなプラスティックのメリットを活かし、“初めてフィンを履くダイバーでも、楽にダイビングができる”ことをコンセプトにTUSAが開発したのが、SF-24 SOLLA。
具体的な特長は以下の4つ。
■流れるようなデザインフォルムと推進力を最大限に引き出す軟質材と硬質材の組み合わせ。
■最適な推進力が得られるようにデュアルリブを配したフォースエラスト構造。
■水流を安定させてスムーズなフィンワークを実現するブレード先端の凹形状。
■キック時の力のロスを軽減するつま先上部とかかと底部の硬質材。
特にこだわったのが、ビギナーが少ない力で最大限の推進力を得るための、柔軟性と軽さ。
実際にモデルの木村理沙子さんに履いて潜ってもらうと、「これまで使ってきたフィンと比べてしなやかで、楽に蹴れます。それなのに、グングン進む気がします!」と、まさに、楽に蹴って、大きな推進力を得るというコンセプト通りの感想。
実際に伊豆のダイビングポイントなどで実施したTUSAのモニター調査結果でも、試用したほとんどのダイバーから高い評価を得ているとの事である。
プロのダイバーにも聞いてみよう。
実際、SF-24を使っているS2 CLUB東京店のインストラクターがオススメする理由は……
「硬いイメージのあるプラスティックフィンですが、SF-24はとても柔軟で、推進力があります」
「ゲストの中には脚力が無い方もいますが、このフィンなら、水の抵抗を感じることなく、しっかりフィンキックができ、進むことができます」
「また、流れのある場所などでも使えるフィンなので、初心者からベテランの方まで幅広くおすすめできます」
Cカード講習を多く行なうダイビングショップで愛用されるということは、初めてフィンを使う人や脚力の無いダイバーに、まさにぴったりのフィンというわけだ。
なぜ、「今、プラスティックなのか」には理由がある!
見直される“水中トリム”
世界最大手の指導団体PADIのカリキュラムの改定で、明記されたのが“水中トリム”。
水中トリムとは、簡単に言えば、水中での姿勢/体制のことで、手足をジタバタさせることなく、水平姿勢が取れている状態が理想とされる。
トリムをとる上で重要になってくるのがバランスで、フィンの比重も大きく関わってくる。
水平姿勢になるには足が下がらないよう、フィンは適度に比重が軽い方がよい。
ラバーフィンの多くがマイナス浮力であるのに対して、SF-24は中性浮力に近いややマイナス浮力。
推進力を少し使えば、水平姿勢を保つことも容易だ。
水平姿勢が保てることは、水中で泳ぎ続けないでよいというメリットのほか、ダイバーがやりがちな、サンゴをフィンで蹴ってしまうことも防ぎやすく、環境にも優しい配慮といえる。
軽いことはいいことだ
陸上での持ち運びも楽ちん
ラバーフィンに比べて軽いことは、水中だけでなく、陸上でも大きなメリット。
持ち運びが楽なのは、大荷物のダイバーには嬉しいところ。
ストラップフィンのメリットを活かして、薄手から厚手まで、いろいろなブーツに対応できるのも嬉しいポイント。
フットポケットに高さがあるので、ドライスーツのブーツでも履きやすいだろう。
年間通して海に通うダイバーにも向いている。
※
近年はラバーフィンが主流だった日本のダイビングシーン。
もちろんラバーフィンも優れた点がある事は間違いないが、海外レンタルで、状態のよくないプラスティックフィンが出回っていたり、脚力にあっていないプラスティックフィンの悪影響もあって、必要以上に敬遠していた人がいるのではないだろか。
ラバーフィンとプラスティックフィンは、優劣ではなく、コンセプトが異なるということで、プラスティック素材のプラスの部分はもっと注目されてよいはずだ。
そういう意味では、プラスティック素材のメリットに着目し、追求して完成したSOLA SF-24は、それを再発見させてくれるフィン。
最初の一本からオススメだが、すでにフィンを持っているベテランダイバーの方も、ぜひ一度履いて潜ってみて欲しい。