最終日はサンゴでまったり @沖縄・宮古島

この記事は約3分で読めます。


日本全国潜り歩き
沖縄行脚編@宮古島

《サンアイランド》で潜る宮古島の2日目。
■前々回は→こちら ■前回は→こちら

今日は朝から雲行きが怪しい。
天気予報を見ると、どうやら熱帯低気圧ができておるようじゃ……。

案の定、船は大揺れでグロッキー続出。
しかし、個人的にはこの時化がむしろ幸いすることに。


出航時は皆、元気(笑)

西風が吹くと有名地形スポットのある下地島は潜れないので、
穏やかなスポットを探して伊良部島の東側へ。
■地形スポットは西側に集中

1本目は「サシバ下」。
名前の通り、伊良部島にあるサシバ(わしの仲間)のモニュメントの下を潜る。

エントリー直後、水底を覆いサンゴに目を奪われる。

(左)photo by 竹内修治

 
エダサンゴからテーブルサンまで多種のサンゴがびっしり

サンゴといえばチョウチョウウオの仲間たち。

  
スミツキトノサマダイ、フエヤッコダイ

レンズを向けて夢中で追いかけていると、
宮古島に住むリピーターのイド殿がチリンチリンチリンと激しくベルを鳴らす。
振り返れば、イソマグロの大群!

水中は水面ほど流れもなく、まったりとサンゴでリラックス。

水面を見上げればロクセンスズメダイがあきれるほど群れている。

根に目を落とせば、ハマクマノミ、セジロクマノミと、そこはクマノミ天国。
 

宮古島へ戻って潜った2本目の「デベソ」も同じように癒し系スポット。
悪天候が幸いして、サンゴ広がる気持のいい海を堪能できて大満足。

しかし、船上は相変わらず揺れ揺れで、初心者や体験ダイバーはゲロゲーロ状態。
また、夏の沖縄に持ってくるのを迷っておったボートコートが役立つような肌寒さ。
つくづく、1日で海況というのは一変してしまうのじゃなと実感。
また、南の島といえども防寒グッズがあると何かと快適じゃぞ。

港に戻り、2本で終えるダイバーも多かったが、もちろん、わしは3本目へ。

この3本目で潜った来間島の「コーラルガーデン」がおもしろといったらもう。
太陽も出てきて、流れもほとんどなく、
体験ダイバーたちに潜らせてあげたかったのう。

エントリー直後、船の真下に巨大なユビエダハマサンゴ。


巨大なフウライチョウチョウウオやスズメダイが乱舞

サンゴの根元付近にはカクレクマノミ。

砂地に点在する小さい根にはサンゴがつき、
デバスズメダイやミツボシスズメダイが群れる南国らしいシーン。

あまりの気持ちよさに砂地に寝転がりバブルリング。

ということで、船上はさておき(笑)、水中ではのんびりまったりダイビング。
トータル3日間で、強弱ついた宮古島ダイビングを楽しんだのじゃ。

さっくりと川柳。

穴の中 神秘の世界 穴かしこ

沖縄の宮古島、潜ったど〜!

でもって。今日も本とTシャツが売れたど〜!

★今回和尚がお世話になったお店は《サンアイランド》
http://www.sunisland-miyako.com/

\メルマガ会員募集中/

週に2回、今読んで欲しいオーシャナの記事をピックアップしてお届けします♪
メールアドレスを入力して簡単登録はこちらから↓↓

writer
PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
  • facebook
  • twitter
FOLLOW