最終日はサンゴでまったり @沖縄・宮古島
《サンアイランド》で潜る宮古島の2日目。
■前々回は→こちら ■前回は→こちら
今日は朝から雲行きが怪しい。
天気予報を見ると、どうやら熱帯低気圧ができておるようじゃ……。
案の定、船は大揺れでグロッキー続出。
しかし、個人的にはこの時化がむしろ幸いすることに。
出航時は皆、元気(笑)
西風が吹くと有名地形スポットのある下地島は潜れないので、
穏やかなスポットを探して伊良部島の東側へ。
■地形スポットは西側に集中
1本目は「サシバ下」。
名前の通り、伊良部島にあるサシバ(わしの仲間)のモニュメントの下を潜る。
エントリー直後、水底を覆いサンゴに目を奪われる。
(左)photo by 竹内修治
エダサンゴからテーブルサンまで多種のサンゴがびっしり
サンゴといえばチョウチョウウオの仲間たち。
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スミツキトノサマダイ、フエヤッコダイ
レンズを向けて夢中で追いかけていると、
宮古島に住むリピーターのイド殿がチリンチリンチリンと激しくベルを鳴らす。
振り返れば、イソマグロの大群!
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水中は水面ほど流れもなく、まったりとサンゴでリラックス。
水面を見上げればロクセンスズメダイがあきれるほど群れている。
根に目を落とせば、ハマクマノミ、セジロクマノミと、そこはクマノミ天国。
宮古島へ戻って潜った2本目の「デベソ」も同じように癒し系スポット。
悪天候が幸いして、サンゴ広がる気持のいい海を堪能できて大満足。
しかし、船上は相変わらず揺れ揺れで、初心者や体験ダイバーはゲロゲーロ状態。
また、夏の沖縄に持ってくるのを迷っておったボートコートが役立つような肌寒さ。
つくづく、1日で海況というのは一変してしまうのじゃなと実感。
また、南の島といえども防寒グッズがあると何かと快適じゃぞ。
港に戻り、2本で終えるダイバーも多かったが、もちろん、わしは3本目へ。
この3本目で潜った来間島の「コーラルガーデン」がおもしろといったらもう。
太陽も出てきて、流れもほとんどなく、
体験ダイバーたちに潜らせてあげたかったのう。
エントリー直後、船の真下に巨大なユビエダハマサンゴ。
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巨大なフウライチョウチョウウオやスズメダイが乱舞
サンゴの根元付近にはカクレクマノミ。
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砂地に点在する小さい根にはサンゴがつき、
デバスズメダイやミツボシスズメダイが群れる南国らしいシーン。
あまりの気持ちよさに砂地に寝転がりバブルリング。
ということで、船上はさておき(笑)、水中ではのんびりまったりダイビング。
トータル3日間で、強弱ついた宮古島ダイビングを楽しんだのじゃ。
さっくりと川柳。
穴の中 神秘の世界 穴かしこ
沖縄の宮古島、潜ったど〜!
でもって。今日も本とTシャツが売れたど〜!
★今回和尚がお世話になったお店は《サンアイランド》
http://www.sunisland-miyako.com/