ハンマーに会いたい! 

■神子元リポート

ゴット姉さんは取材で大当たりしておるのに、
わしがハンマーを外すのは、ハンマーの予備知識が足りないからなのかもしれん。


■大当たりの特集→こちら

ということで、現地ガイドの口コミを集めてみたぞ。
きっと、わしがハンマーを当てるヒントが隠されているじゃ。

■神子元島の魅力といえばハンマーヘッド。水温が20度を超
 えると登場しますが、23度以上だとベスト。ハンマーという
 と”深い”というイメージがありますが、神子元のハンマーの
 場合、水深10〜15㍍に出ることもよくあるので、安全に見
 られるのもいいところです。水中ではとにかくガイドを常に
 意識して、その従うことが大事です。
■ハンマーヘッドは潮の流れより水温との関係の方が大きく
 20度を超えると出やすくなってきます。7〜8月ぐらいは根
 の近くにいることが多いので、根待ちで見ることが多くなり
 ます。これなら岩につかまって見られるのでビギナーでも
 安心でしょう。
■ハンマーヘッドは水温20度を超えると出現し始めますが、
 その数や頻度は年によって全然違います。シーズンに5割
 以上の確率で出る歳もあれば、まったくでないようなシーズ
 ンもあります。ハンマーを見つけるコツはガイドの近くにい
 るのが一番! やっぱりガイドの目が一番慣れていますか
 らね。その他、回遊魚もすごいので注目してください。水中
 では、常にまとまって行動することが大事だと思います。
■やはり黒潮の支流が入り込んでいるときは出現率が高くな
 ると思います。潮流マップをチェックすると、ある程度、ハン
 マーが出やすいかどうかの参考になりますよ。
■ハンマーヘッドの噂話。ハンマーヘッドはあの頭で磁気を感
 じるらしい。なので、地球に流れる大きな磁場の法則に法
 って行動しているので、見られる海が決まっているのだと
 か。しかし、神子元は30年前にはハンマーはおらず、10
 年くらい前から頻繁に出るようになったとか。そう考えると
 やっぱり水温の上昇に関係があるような気もします。

う〜ん、まあ、シーズンの7〜11月頃にいっぱい潜れってことか……。

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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
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