ミラクル登場！ フラミンゴも!? ＠勝浦・行川

日本全国潜り歩き ＠勝浦

ポッカポカの春爛漫。やってきたのは、何かと話題の千葉は勝浦の海。

■何かと→話題

勝浦の海は大きく行川と鵜原の２つに分かれており、
初日は「マイダイブ」の上野殿のガイドで行川の海へ。

■場所は→こちら

早速、勝浦を代表するスポット「マグロ根」へ、いざ！

勝浦の潜るダイビングサービスは皆仲がよく、総出で協力

さすが中上級者向けスポットだけあり、なかなかの流れ。
そして、城ヶ島で見た砂岩泥岩互層が侵食されたようなダイナミックな地形が見事。
しかし、この日はあいにくの春濁りで、グラングリーンの世界。

潮当たりがよく、爆発する群れや巨大な生物がウリの海じゃが、この日はマクロ中心。

房総でも人気者のハナタツ、カエルアンコウ
 

岩の隙間をのぞけば巨大なクロアナゴ

岩を目をズームインすると、ヒロウミウシや笑いホヤ
 

しかし、この日の主役はなんと言っても……

水深25ｍ付近で何気なく穴の中を覗き込んでいるカメラの精を見ていると、
急に泡がボゴッ！と吹き出し、体がビクンビクン。
こやつ、パニックか！と急いで近づいてみると、夢中で何かを撮っている。
レンズの先を見ると……

でかっ！

放射能で巨大化したイロカエルアンコウ……というのはブラックジョークで、
わしの顔より巨大なソウシカエルアンコウ！
これには皆が大興奮。ミラクルな１本となったのじゃった。

続く。

【おまけ】
正直、わしは行川という地名は初耳だったのじゃが、
カメラの精・まこ社長は「何を言っているの！行川といえばフラミンゴだよ！」と。
何でも、かつて「行川アイランド」という、
フラミンゴショーが有名なテーマパークがり、学生時代デートで来たんだとか。
知らんがな(笑)。
そんな、二度とやって来ない、まこ社長の甘酸っぱい思い出に涙しながら水中フラミンゴショー。

■水中フラミンゴ・ショー 注)グダグダです……

http://www.youtube.com/watch?v=NiTLgmj1bME

【勝浦のダイビングサービス】
勝浦の海は、大きく勝浦・行川(なめかわ)と勝浦・鵜原の２つに分かれており、
それぞれに「行川ダイビングサービス」と「勝浦ダイビングリゾート」の窓口があって、
異なるスポットを潜っておる。
さらに、そんな２つの勝浦を「マイダイブ」、「Banzai Divers」、「かめはうす」の
３つの勝浦・専門サービスが潜っているという、
少しややこしい図式なわけじゃが、まあ、ざっくりいえば、
５つのお店が仲良く２つの勝浦を潜っているってことじゃ。

法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール／コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書：「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD：「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal