GoogleでもYahoo!でもない、最先端でエコな検索エンジン「Ecosia(エコシア)」
世界環境デーや世界海洋環境デーもあり、グローバルに環境のことについて考える月である6月。
日本でもレジ袋の廃止や有料化が進み、少しずつライフスタイルに環境への配慮が溶け込んできている。
そしてライフスタイルになくてはならないものといえばデジタル上での検索作業。
携帯やデスクトップから何かを検索しない日はないのでは?
そんなあなたに、地球環境に対して国民全体の意識が高い国の一つといわれているドイツ・ ベルリン発のエコな検索エンジンを紹介したい。
Ecosia(エコシア)とは?
「Ecosia(エコシア)」は、2009年にドイツ・ベルリン発でスタートしたサステナブルな検索エンジン。ドイツの国内で初めてB corporationに認定された会社でもある。
エコシアでの検索は、Google検索やYahoo!検索と同じ。
いつものように検索するだけ。
どこからエコにつながっているのかを紹介しよう。
私たちがエコシアで検索したり、広告をクリックするだけで大きくは2つの環境保護への効果が生まれる。
1 広告収入の約80%は植樹プロジェクトや環境保全のための投資される。
サイト内では定期的にファイナンシャルレポートや活動レポートを提示。
(参照ページ)
2 約45回の検索が1本の植樹に変わる。
これまでに9600万本以上の植樹が実行されている。
また、2018年からは自社にソーラーパネルを設置し、すべてのエコシア検索に100%再生可能エネルギーを供給することにより、CO2排出削減にも貢献している。
(参照ページ)
さらに、エコシアが植樹を行う3つの理由を紹介。
⑴地球のため
木は地球のスーパーヒーロー!木々はCO2を吸収してくれるだけではなく、気候変動の緩和、水の循環の再開、砂漠の拡大の阻止、そして不毛の地を肥沃な森と農地に戻すことに役立つ。
⑵コミュニティのため
アグロフォレストリーシステムで新鮮な農産物を栽培することにより、食料と収入を得ることができる。 また、木は、枯渇した土壌を再生することができるため、良い生活条件を求めて移動する必要がなく、土地から繁栄することができる。
これは、発展途上国の政治的および経済的状況を安定させるのに役立ち、
親は子供を学校に行かせたり、薬を買ったり、家を建てたりすることができるようになる。
⑶動物のため
世界中の絶滅危惧種の生息地を維持することにより、生物多様性をサポートできる。
また、景観の形成と回復にも繋がり、根がしっかりすることで海岸線や山側を安定させることができる。
木を植えるだけで、気候変動と戦い、景観を回復し、野生生物を保護し、栄養、雇用、教育、医療援助、経済的安定を提供できる。
(参照ページ)
使い方や設定はとても簡単!
検索エンジンのトップページでは日本語の対応はないが、検索は日本語で検索可能!
【PCの場合】
お使いの検索エンジン(Safari 、Google Chrome)の拡張機能で「Ecosia」インストールする。
インストールが完了したら、検索エンジンが自動的に「Ecosia」に変更。
【モバイルの場合】
アプリをダウンロード。
小さなことから少しずつエコに繋がる行動をスタートしていこう。
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