エヴァの世界で海が赤い理由とは?現実でも同じ現象が!

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2021年3月、多くのファンが待ち望んでいた「シン・エヴァンゲリオン劇場版」が公開され、日本中が熱狂の渦に包まれました。 そんな大人気の劇場版エヴァンゲリオンの世界観で、重要な設定の1つと言えるものが「赤い海」です。

地球全体を覆うような赤い海は、アニメ作品ならではの衝撃的な風景と言えますが、実はこれ、現実の世界でも起こる現象だということをご存じでしょうか。 シン・エヴァに登場する「赤い海」が見られる風景、ホルムズ島をご紹介します。

劇場版エヴァの海が赤い理由は?


凄まじい人気を誇り、国民的なアニメの1つとしてカウントしても遜色ない「エヴァンゲリオン」ですが、その内容は難しく、長くファンを続けていても理解できないシーンや設定が多い作品として有名です。 今回、テーマとして挙げた「赤い海」ですが、エヴァンゲリオンの世界では、どのような設定で海の色が変わってしまったのでしょうか。

物語のスタートから15年前、この世界ではセカンドインパクトという大変な事件が起こっています。 セカンドインパクトの際、人類はアダムスという宇宙人(のような存在)と接触しました。 このとき、何が起こったのかは劇中でも名言されていませんが、儀式のようなものが行われた結果、ガフの部屋(ヘブライ人の伝説にある、神の館にある魂の住む部屋)に至る、ガフの扉が開いてしまいます。

これにより、南極の周辺はコア化という現象により真っ赤になってしまい、世界中の海も同じような影響を受けてしまうことに。 コア化とは、アダムスに触れてしまう、もしくはガフの扉が開くと起こる現象で、その影響を受けたエリアでは、生命が存在することは許されません。 そのため、コア化によって真っ赤になってしまったエヴァの世界では、海は死の世界となっています。

コア化という現象については、どういう理屈で起こっているのか詳しく描かれず、理解が難しい設定ではありますが、ファンの間では「放射能汚染のメタファーではないか」と言われることも。 これについては、ファンによって考察が続けられ、今後出てくるだろう公式の資料によって、もしかしたら詳細がわかることになるのかもしれません。

エヴァの世界と同じ赤い海が実在!

小難しい設定はともかく、エヴァの世界では「赤い海」は象徴的で、見るものを驚かせるものです。 しかし、そんな「赤い海」がこの世界にも存在します。 それがペルシア湾に浮かぶホルムズ島です。

2019年5月、ホルムズ島の周辺海域が赤く染まったことが、SNSの投稿によって話題になりました。 その光景は確かに海水が血の色のように赤く染まり、見るものを驚かせるもの。 しかも、ホルムズ島は大地も赤く染まっていることから、本当にエヴァの世界で見るコア化現象を連想させるものです。

この海が赤くなる現象は、海岸の赤土によるものと考えられ、ホルムズ島を象徴する景色だと言えます。

赤い海が存在するホルムズ島とは

まるでエヴァの世界を思わせるホルムズ島ですが、どのような場所なのでしょうか…

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