残念……
月刊『ダイビングワールド』が休刊。
何ヶ月か前に聞いたとき、
驚いたというより、「ついに……」というのが率直な感想。
その後、あれこれ存続をかけた攻防があったようだが、
結局休刊することになってしまった。
最後の編集長には、とても好感を持っていた。
会ったことはないけれど。
自分も雑誌の現場監督をやっていることもあり、
誌面から、何とか変えよういうチャレンジ精神を感じ、
手間を惜しまない企画に素直にがんばってほしいと思っていた。
しかし、同時に終焉の臭いとテンパっている感じも感じていたのだが、
それが現実のものとなってしまった。
編集力というより、営業力や経営力といった問題で倒れた気がするが、
まあ、内情はよくわからない。
「ライバル誌がなくなって良かったのでは?」と勘違いされがちだが、
そんなことはない。
書店のダイビングが閉める面積が減るし、
雑誌衰退をクライアントに印象づけてしまう。
デメリットも多く、とても喜べるものではない。
ぶっちゃけ、『ダイビングワールド』に売り込もうかな
と真剣に考えていた時期もあったので、本当に残念。
確か20年以上は続いていたと思うが、本当にお疲れ様でした。