ダイバーはカッコよくない?

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女性ダイバー(特に若いギャル)からよくくる投稿がある。その典型を本人の了承を得て紹介。

「どうしてダイバーはカッコイイ人が少ないのでしょうか?
(私の友達もみんなそう言っています)。
サーファーはオシャレだし、サーファーブランドだってあります。
でも、ダイバーは小汚い格好をした人が多く、
ダイバーズブランドを着た人なんて町で見かけたこともありません。
同じ海好きとはいえ、こんなに違うのはなぜでしょうか?」

この投稿は、「変なおっさんが多い」と同じくらい多い(笑)。


サーフィンは、海に対する積極的な姿勢がカッコよさ。
荒れ狂う高波に乗ればそれこそヒーロー。
死んでも伝説になり、サーフィン雑誌で特集が組まれる。

対して、ダイビングは、海に対する慎重な姿勢が良しとされ、
荒れ狂う高波の中潜ったら後ろ指をさされるだけ。
死んだら「バカだねぇ」と言われ、DANの会報誌に潜水事故例として匿名で載ることになる。

つまり、ダイビングのキーワードは〝コンサバディブ〝。
転じてダイバーも保守的な層が多い。

コンサバは最新ファッションやミーハーを育てにくい。
しかし、コンサバは安心を生む。
実際、「サーファーよりダイバーの男性の方が落ち着く」という女性も少なくない。

若いときはアグレッシブで肉感的な男子がモテるだけの問題で、
ダイバーは無理にサーファー的格好良さに向かわなくても
〝大人な遊び〟を目指せばいい。
どうしても若いギャルにモテたいならサーフィンをしましょう(笑)。

ちなみに、変なおっさんが多いのはなぜか?

「海のある生活」は「女のいる生活」や「酒のある生活」と同じく、
ある種の〝デビュー〟。
コンサバな人生は地位と金を生むがデビューも遅れる。
変なおっさんはデビューが遅すぎただけです(笑)。

まあ、以上は、最大公約数的ステレオタイプな分析ですけどね。

 

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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
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