「しむら、うしろうしろ」ならぬ……
まこ社長がプンプンして口を聞いてくれない……。
先日、とある器材メーカーさんとアポがあったまこ社長。
その日、僕は海に行っていたのだが、
まこ社長から「テラも来て」との電話が入る。
海から直接行けば間に合いそうだったので、
ラフな格好でいくことを伝えてもらい急きょ行くことに。
先方の担当者に「ジーパンですいませんね〜」なんて言いながら、
先方2人と僕、まこ社長の4人で器材を囲みながらお話。
まこ社長が熱心に仕事の話をしているのをボ〜っと聞いていると、
まこ社長がこっちを見て、目で何やら訴えかけてくる。
「もっと熱心に話に加わってこい」ってことかと思い会話に入ろうとすると、
逆に僕の話を遮って先方2人の注意を自分の方へもっていこうとする。
そして、やっぱり目で何かを訴えかける。この表情、どっかで見たことある。
そうだ! 「しむら、うしろうしろ」の顔だ。
となると、僕に何かが起こっていることになる。
で、目線をたどっていくと、僕の背後ではなく股間。
はわわわわ!
その日、僕は水着を忘れてパンツで潜ったため帰りはノーパンだった(よくあること)。
さらに、僕のお気に入りのジーパンは15年も履いているためボロボロで、
しかも、自分でも気がつかないうちに内モモと股間の間にパッカリと大きな穴。
履いている自分からは見えないし、足を広げないとわからない。盲点だった……
結果、
オープン・ザ・いなり。
ひゃあ〜〜〜
まこ社長が伝えたかったのは、
「しむら、うしろうしろ」ではなく「おしょう、ふぐりふぐり」。
自分でもびっくりして、内またでイスに座り直したが、
「見られたかな?」と気になって話が頭に入ってこない……。
心なしか担当者が笑っている気さえしてきて冷や汗。
帰り道、まこ社長は「信じられない!」とおかんむり。
「だって、まこっちゃんがラフな格好でいいって言うからさ〜……」とイジケてみたが、
「ラフな格好でいいとは言ったけど、金玉見せていいとは言ってないでしょ!」と火に油。
自分のことが全力で心配です……。