おタハラ部長☆10年ぶりの生出し連載スタート!
はじめまして。新米コントレビューター、タハラです。
あまりシモネタに走るナ、とか、ある程度正しい日本語を使えとかの、
寺山編集長からの厳しいご注意を厳守しながら、
今回はプロフィールの先っぽを文中局部にちょこっと挿入したご挨拶をさせていただきます。
テクニカルダイビングのインストラクター/インストラクタートレーナー、
及び、大深度や閉鎖環境等のシビアな環境を中心とした調査や撮影、
器材テスト等の水中作業がここ7〜8年の私のメインのお仕事。
テクニカルダイバーには本場フィールドでのトレーニングと経験の蓄積が不可欠という、
ゆるぎなき真実でかつ私にとって非常に都合と心地のいい理屈のもと、
日本のみならず、年の内の1/3ほどは海外のテクニカルダイビングが
盛んなエリアに滞在しながら、お仕事に励むテクニカル勤労生活を営んでいます。
現在は訪れる各地に各種お友達がたくさん出来、
世界的に認知されたテクニカルダイビングにおける
トップダイバーの何人かともわりと親しい間柄。
彼らと共に潜ったり、生のダイビング哲学や生情報に触れられるのは私にとって、
とてもラッキーな事で、何といっても、生が一番ですもん、ね!?
は、さておき、ダイバーとしての私のスタートは二十数年前、
雑誌へのダイビング講習受講レポート掲載のためのダイビング講習でした。
Cカード取得後はダイビング雑誌のフリーのライター&エディターとして活動。
その後、ダイビングインストラクターとなり、
しばらくはライター&エディター業とインストラクター業に並列で勤しんでいたのですが、
読者よりクライアントの方がそこまで大事っスか?
みたいな、雑誌のあり方に疑問を感じ、
以来、ダイビング関連の媒体への寄稿は10年以上行っていませんでした。
“おタハラ部長”時代の著書は、若き日の寺山編集長のバイブルだった
しかし、海外での活動中に何度も聞かされた、
リアルなテクニカルダイビングでは全く使えない講習を受講してきた日本人テクニカルダイバーの悲しき評判や、
最近突然はじけた、ビジネス最優先に見える国内ダイビング業界のテクニカルダイビング推進運動に違和感と危機感を覚え、
加えて、ジャストのタイミングで寺山編集長から声をかけていただいたこともあって、
今回、オーシャナ上でささやかに主義主張を展開させていただくこととなりました。
よって、以降の連載は、かぶせ物無しの生出し本音の言いたい放題を信条にするつもりです。
読者の皆様におかれましては、広い心で暖かく見守っていただければ、と思います。
以降、よろしくお願い致します。