真のプロフェッショナル久保彰良が伝える、“ダイビング・ジャーナル”連載スタート!
みなさん、こんにちは。久保彰良です。
寺山編集長から仰せつかり、新しく「ダイビング・ジャーナル」をテーマにしたコラムを担当する事になりました。
寺山さんから執筆依頼のメールいただいた時、ダイビングについて日頃私が考えていることや意見を披露する場を与えられようとしていることに「なんとまぁ、ありがたいことだ」と素直に感謝するとともに、「しかし、どうしてこのオレなの?」という素朴な疑問もわき起こりました。
言い換えると、彼が求めるものは、私でなければ言えないこと、私以外の誰も書けそうにない事を期待されているのだな、と直感したのです。
1980年代初頭、リサーチ・ダイバーとしてダイビングの世界に脚を踏み入れて以来、ダイビング・インストラクター、ダイブ・ストアの運営、ダイビング教育機関、器材輸入販売代理店、ダイビング関連著作物への寄稿・監修などと、立場と場所を変えながら、しかし一貫して”ダイビング”という世界で生かされてきました。
これまでの30年の間に培った、ダイビングの世界の人々との交流、異空間に遊び、探求する経験、そしてそれらからたくさんの影響を受けた独自の世界観で、日々のダイビング活動を通して得た感動や喜び、産業界への提案、自分を含めたダイブ・プロフェショナルと呼ばれる人たちはもちろん、ダイバーの皆さんへのお願いや注文など自由気ままに披露してまいります。
欲を言えば、もしこのコラムで展開する、偏屈で天の邪鬼な、時には向こう見ずな尖った意見だけでなく、少しは気の利いた冗談さえも織り交ぜて、その時々のダイビング状況の情報発信ができれば、この筋金入りのダイビング馬鹿も、少しは成長したかなと自分を褒めることも出来そうです。
が、その評価は読み手のみなさんに委ねて、さらに、他の何者にも代え難い存在であり続けられるように鍛えてもらえると、まことに手前勝手な期待を寄せてもいます。
具体的には、「プロフェッショナルダイバーの流儀」「ダイビング業界・インサイダーの告白」「世界から見た日本のダイビング」の3つのカテゴリーを柱に、お伝えしてきたいと思います。
忌憚のない批判やお叱り、あるいは応援のお言葉を頂戴できればこの上なく幸せです。
どうかよろしくお願い致します。