ウェアラブルカメラで臨場感が増すイルカの水中撮影
今回は、ウェアラブルカメラを用いてのイルカ水中撮影のご紹介をしたいと思います。
ウェアラブルカメラは小さく軽量なので、水の抵抗も少なく、素潜りでの撮影にも適しています。
まずは、マスクマウントにGoPro HERO3 Black Editionを取り付けてドルフィンスイム!
こんな感じで、マスクにウエアラブルカメラを取り付けることにより、イルカと目を合わせて泳ぐ目線の映像を手ぶらで撮影することができます。
カメラを意識せずに自由にイルカと泳げるので、目を合わせて泳ぐとき、実際にイルカの瞳や表情がどのように見えているのか、臨場感溢れる感動のシーンを撮影し、伝えることができます。
また、船からエントリーする前から録画開始、船に上がってから録画停止すれば、野生のイルカがどんな行動をしていたか、どこでどんなイルカに出会えたかなど記録映像が撮れるので、個体識別や生態調査にも役立ちます。
こちらは、産まれて2週間ほどの赤ちゃんイルカと泳ぐ様子。
母イルカの向こうから顔を出して、こちらを覗き込み泳ぐ赤ちゃんはとても可愛かった!
上の写真と同じ瞬間がこちらです。
GoPro HERO3 Black Editionの映像からの切り出しです。
こんな風に、泳いでいる様子と、実際にその時に泳いでいる人の目にはどのように見えているのか、組み合わせると面白いですよね!
こちらの動画では、そんな視点の組み合わせ映像をいくつかまとめています。
この映像の中で、棒マウントカメラでイルカを撮影しているシーンがあります。
こちらは伊豆諸島の利島にて、野生のイルカを棒カメラで撮影したのですが、イルカたちは遠巻きにソナーを当てて観察するものの、長い棒が怖かったのか逃げまくっていました。(笑)
何度か棒カメラを持って泳ぐうちに少しずつ慣れてきたようですが、なかなか難しいです。
海洋哺乳類であるイルカは学習能力が高いので、棒カメラが危なくないものだと分かれば、興味津々遊びに寄ってくるのでは、と思います。
ウエアラブルカメラは小さいので、素潜りでもいくつか取り付けたり持ったりして撮影することが可能です。
いろんな視点を組み合わせて、水中ならではの三次元空間の表現を楽しむ。
是非やってみて下さい!
(参考)マスクマウントはアルバトロス製。以下から購入可能です。
GoPro/SONYカメラ取り付けステー販売:アルバトロス ダイビングクラブ 東京:Albatross Diving Club
■2014年4月17日発売 ビューティーコスメ女性誌「美ST」(美スト)に掲載されています。
「これが私の”塗らない”日焼け止め」のコーナーです。
以前は水着で泳ぐときにウォータープルーフの日焼け止めを塗っていましたが、段々と塗らなくなりました。日々の運動や食事で新陳代謝を良くすることにより、肌のターンオーバーも促され美白につながると考えています。
葉山のダイビングショップNANAの絵になる素敵なご夫婦も載っていますので、探してみて下さい〜。