ハゼは岩になれ!!
えっと、意味不明なタイトルかもしれませんが、コレ、ハゼ撮影の極意です。
みなさんご存じのようにハゼは臆病な生き物。ガーッと寄って行くとピュッと引っ込んでしまいますね。
そこで、遠くからソーッと寄って行って、少しずつ撮りながら、さらに寄る、ってのが基本。しかもそのときファインダーを覗きながらではなく、よそ見しながらカメラだけゆーっくり近付けて(そのとき鼻歌なんて歌うともっと良い)そのあとゆっくりカメラに近付いてそっとシャッターを切る。
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このとき大切なのが「殺気を発しないこと」。撮るぞ、と思いながら近付くとゼッタイ巣穴に引っ込みます。
たまたま近くにハゼがいた、くらいの気持ちで近寄りましょう。
それでももう少し近寄りたい、でも引っ込むっていうなら、カメラをその場に置いて少し離れます。カメラというモノにハゼを慣れさせるんです。この写真もそうやってカメラを固定し、少しの間離れ、カメラという存在に慣れさせ、もう一度僕が近寄って行って撮りました。この時呼吸もあまり勢い良く吐かず、少し手前で全部吐いて、ゆっくり吸いながら近付く方が呼吸音も抑えられます。
というわけで、全体的に存在を消す、つまりそこら辺に転がっている岩と化してハゼに近付けばこんな感じに撮れますよ。
陸上でも気配を消す練習をしてみては