南の島のおみやげ考

ども、なんとか副部長です。
みなさんは南の島へダイビングに行ったときのおみやげをどうしていますか?
結構帰りの空港なんかで、あれこれ悩んでいる人を見かけますが、もらう方からしたら、あなたがどこに行ってたかなんて、本当は全然まったくこれっぽちも興味ない訳ですし、出発前に餞別を包んでくれたわけでもないので、別におみやげを買う義理などまったくないわけですが、そういうことを言い出すと職場の雰囲気がギスギスしますので、職場とかでは、大抵の国のDuty Freeに売っている「マカデミアナッツチョコ」を一律で買ってくるというのをルールにしてしまえばいいと思います。みんな好きだし。でもそうなると、毎回誰かが海外旅行に行くたびにマカデミアナッツチョコを買ってくるというのも、かさばるし、無駄なので、毎年、会社の部ごとで一人1000円ずつとか集めて、マカデミアナッツを買っておいて、全員分の年間のおみやげということで、年初とかに山分けにすると決めてはどうでしょう?
とか言うと、おみやげの概念自体が変わってきてしまうので、やっぱりなんか買ってくることにします。というわけで、私がおすすめしたい南の島のおみやげは、「自然塩」と「ココナッツ石けん」です。


まずは「塩」ですが、最近の私の綿密なフィールドワークによると、ダイビングを目的で行くディスティネーションの場合、かなりの高確率で海に面していることがわかりました。さらに、海水の約2.8%は塩化ナトリウムなので、そういう場所では、大抵塩を売っています。しかもあまり工業化されていない島の方が、昔ながらの製法とかで塩を作っているので、天然のミネラルが豊富な、おいしい塩が手に入りやすいです。
国内だと、沖縄方面で結構おいしい塩があって、中でも「粟国の塩」は、「これで塩むすび作ると味が全然違う」と某カメラマンの方も絶賛してました。あと私の個人的なおすすめはバリ島。コクがあってやわらかくておいしい。ちなみに現地のみやげ屋とかだと200gで100円くらいですが、東海岸のクサンバにある塩田に行って、作業してるおっちゃんに「塩くれ」というと、1キロ(もちろん目分量)50円くらいで買えます。これを、ウブドとかの雑貨屋でそれらしい袋とか小箱とか買って小分けにしておけば、もう立派なお土産になります。ただし、生産者直売の場合は、海藻のカスとか木クズとか、ときにはアリとかも入ってるので、普段あんまりアリとか食べない同僚の人にはおすすめできませんね。
そして、もう一つの定番が「ココナッツ石けん」。ココナッツ石けんといえば、タヒチのモノイが有名で、「ティアレタヒチ」とかいろんな香りのがありますが、私はプレーンのココナッツが好きです。ちなみに日本だとネットショップで1個750円もしました(現地のマルシェで買えば150円くらい)。私も愛用していて、行く人がいると買ってきてもらってましたが、さすがにタヒチはそうたびたび行く人もいないので、今のお気に入りはグアム産(上写真。さっき棚のストックみたら最後の一個だった。おにぎりで有名な「コンビニエンスストア大阪」に多分売ってますので、行く人いたらご一報ください)。なんていうか、あの甘ったるい香りが南の島っぽくて好きです。ただ、ココナッツ石けんは、けっこう洗浄力が強いような気がするので、肌の弱い人にはおすすめしません。あと、あんまり甘くておいしそうな匂いなので、一度本当に齧ってみたことがあるのですが、なぜか超辛いので、食べるのもおすすめしません。ちなみに「コンビニエンスストア大阪」の店の奥にももう一つ扉があって、「大人向けの動く絵はがき」を売っているのですが、これは男の人に超おすすめです。
というわけで、ここまで前フリで、ここから本題なのですが、私は今回のモルディブ旅行でも、マーレで塩か石けんを買おうといろいろ探しまわったんだけど、モルディブ産とおぼしき物はなかったです。まぁGDPの4割が観光と水産業で、日用品はほとんど輸入の国ですからしかたないです。
以前モルディブといえば、クマノミとかの柄のかわいいノートがあって、私がいたころの『海と島の旅』編集部では全員使ってたものですが、それを探して文房具屋を尋ね歩いたけど見つからなくて、まちがってこんなノートを買っちゃいました。
なんか文房具屋にあった1冊20円のなぞのアイドルのメモ帳。いろんな種類があったんだけど、Tシャツが「セーラームーソ」なのがおもしろくてつい大量購入。会社のテーブルに「ミツハシのモルディブみやげ、ご自由にどうぞ」とメモを書いておいておきましたが、誰も持って行きませんでしたよ。トホホ。

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