ダイビングの恋愛心理学

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ダイビングの醍醐味のひとつが出会い。

先日行ったアンケートでは、
実にダイバーの半数以上が出会いを求めているという結果が出た。

ダイバーのダイバー263人に聞きました!
ダイビングに異性との出会いを求めますか?
■積極的に求める               10(3%)
■期待はしている              127(48%)
■求めても期待もしていない         69(26%)
■求めるのはよくないと思う(自然ならOK) 44(16%)
■邪道だと思う                  2(0%)
■その他                     11(4%)
※mixi内コミュ「ダイビングのことなら何でもAtoZ」より

潜っているのは長くても2時間ぐらい。
その他の食や文化、出会いなども含めてのダイビングツアーなので、
出会いを求める気持ちもそりゃ自然。

しかも、ダイビングには恋に落ちやすい心理学的要素がいっぱい。

ダイビングの恋愛心理学
■「吊り橋効果」や「親和性の高揚」など、
海という特殊な環境で行なうダイビングにはドキドキすることが多く、
恋愛的感情に結びつきやすい。
■人に好かれるための最も確実な方法は、
「自己是認欲求」を満たしてあげる、つまりほめること。
イントラのマニュアルにはほめることを明確に記入してある。
■同じ趣味を持つことは「心理的負担減」や
「社会的支持の獲得」につながり、
趣味の外の世界でも趣味の「類似性」や「共通性」によって
心のガードは緩み、安心する。
■「単純接触の原理」と「物理的距離」は恋の芽生えに関係する。
つまり、たくさん会い、距離が近いほど恋愛に発展するということで、
お店の形態としてはショップ型のツアーが
最もチャンスが高いと考えられる。
■「ストレスの共有」は恋への呼び水。
一緒に苦労してイントラになった者同士、
一緒に漂流体験した者同士は恋に発展する可能性がある。
■大きな障害がより恋の炎を燃え上がらせる「ロミオとジュリエット効果」。
その典型が、イントラとゲスト。
オーナーの監視の目をくぐってゲストと付き合えば、恋の炎は増すばかり。
■「身体的接触」は好意を生む。
イントラは落ち着かせるために手をつないでいるつもりでも、
ゲストは恋心まで発展させることもある。
■「気分がいいと好きになる」。
趣味であるダイビングは、恋の下地になる。
■「女性はその場を楽しみ、男性はその先を期待する」。
ロギングやアフターダイビングでも、
男性はその辺を理解して行動する必要がある。

例を挙げれば切りがない。
「ガツガツしている人は嫌」という女性が多いことを踏まええれば、
ダイビングは出会いの場として最高の環境かもしれない。

テラ(和尚)

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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
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