美女と野獣に思う
寺子屋にも書いたが、
全身毛むくじゃらで、アマゾンの森林伐採より猛スピードで
髪の毛が自然伐採されているダイバーの男友達が、
僕を通じて知り合った上戸彩似のダイバーちゃんと付き合い始めた。
その理由が「いつも初心者に気を使っている姿に魅かれていった」と聞いて、
猛烈にダイビングの出会いの素晴らしさを再確認。
寺子屋には「結婚前に、必ずダイビングに行っておきなさい」という格言がある。
これは車の運転以上に、ダイビングには人の本性が現れるから。
「カメラ片手に人をかきわける姿に幻滅」、
「魚に対する優しいまなざしに好感を持った」など、
ダイビングを通じて知る性格は割と本質に迫っている気がする。
海という非日常やグループの中での立ち振る舞い方という、
まさに人間の本性が出る状況がダイビングだからこそ。
また、内面だけでなく外見的なリトマス試験紙にもなる。
なんせ、体形がより悪く見えるウエットスーツ姿になるわけだし、
ましてや女性は生まれたままの顔をさらすことになる(笑)。
つまり、マイナスから入るのであとはプラスに転じるのみ。
ダイバー同士で出会い、
飲み会で再会したときに「ドキッとした」なんて話もよく聞く。
やっぱりダイビングは出会いだ!
そんなことを思わされた、身近で起こった美女と野獣劇だった。
ちぇ。