豚インフルエンザ

Dコミュ編集部にも「メキシコのダイビングエリアは、
豚インフルエンザの影響はないの?」という問い合わせが寄せられている。

■豚インフルエンザとは……
http://blog.goo.ne.jp/idconsult/e/b60eb34d09d10229a171a400faf59300

現状では、世界保健機構(WHO)が「現在の状況が国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態になっている」との認識を示し、警戒レベルは3。人・人感染が認められ、厳しく人や物の流れが制限される警戒レベル4は先送りに。

政府見解も「渡航の是非を検討したほうがいい」に留まっている。
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info4.asp?id=264#header

また、豚インフルエンザの症状は軽度という識者の声がある一方、新型ウイルスになった可能性もあるとの報道もあり、そうなると予断を許さない。

つまり、現状において渡航に関してはオウンリスクで、自ら情報を集め判断するしかない。日本旅行の「ツアーは催行するが参加辞退者からはキャンセル料を徴収しない」というのが、今の状態をよく表している。今、確実に言えることは「豚を食べると危ない」というのが間違いだということぐらいだろう。

今後も「出遅れず、過剰にならず」で冷静な判断が求められる。

ただ、ひとつ付け加えておくと、感染の中心地・メキシコシティとラパスはコルテス海を挟んでいるし、カンクン・コスメルはヒューストンなどアメリカ各都市から入国するので、「空港でマスクをするなどの対処をすれば大丈夫」と渡航する人の判断材料のひとつになっている。
※もちろん、人が流れる以上安全とは言えないが。

WHOが豚インフルエンザの警戒レベルの引き上げについて検討する28日に注目が集まる。

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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
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〇NPOプロジェクトセーフダイブ
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〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
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