ダイビングを始める体験談ベスト10 その②③④

「ダイビングを始める!」体験談べスト10
http://diving-commu.jp/divingspirit/item_2328.html

その②③④は、始めたきっかけが「体験ダイビング」の方々。

ダイビングが、残りわずかな健やかさを育んでくれたで賞

■エロ男爵さん(306本)

沖縄のナイトライフを楽しみに、年に何度も沖縄へ行ってました。
昼間も沖縄本島を南から北までぐるっと観光していたのですが、
ついに昼間行く興味のあるところがなくなってしまいました。

それで、たまにはさわやかに体験ダイビングでもやってみようかと思い、
沖縄の体験ダイビング専門店で申し込んだのです。
真栄田岬での体験ダイビング。
最初は順調にカクレクマノミなんかを見て楽しんでいたのですが、
急にマスクが曇ってきて何も見えなくなってしまいました。

インストラクターにマスクを指さして見えない旨伝えて、
一度浮上して、浅いところで遊ぶことになりました。
(どうやらマスクに水が入ってきて曇ったと感じたみたい)
でも、なんとなく充分に満足できず、翌々日、
予定していた観光を中止して再度申し込んだのです。

この日は、大渡海岸。
人慣れしてるのかカラフルなサカナがわんさか寄ってきます。
これがメチャクチャ楽しくてダイビングにはまりました。

しかし、自分は子供の頃、海で溺れかけた経験があり、波恐怖症。
ライセンスを取ったり、本州で潜るなんて事は考えもせず、
その後は体験ダイビングの為に沖縄に行くという事を繰り返し、
沖縄本島・慶良間諸島・石垣島・宮古島と20本、体験ダイビングをしました。

体験ダイビングにもいろいろあって、
常にガイドにタンクを握られていて自由に行動できなかったりというのが、
つまらないとも感じ、ライセンス取得を思い立ったのです。

たまたま会社の近所でダイビングののぼりを立てている店があったので、
そこでCカードを取得し、ダイビングを始めることになったのです。

インストラクターやお店のゲストもおもしろい人が多く、
一人ダイビング旅行も大好きなので、行って行って行きまくってしまい、
2年で300本潜りました。

エロ男爵さんとは実際に飲んだことがありますが、
名前の通り、街でのナイトダイビングを極め、
サーの称号を得るに相応しい真のエロ。
飲んだ後に、「今は巣鴨が来ている」と言って街に消えていった勇姿は忘れられません。

そんなエロ男爵さんの心にわずかに残る「健やか」な
童心を刺激したダイビングとは何て素晴らしいのでしょう。
人生を救ったに等しいで賞。

そりゃ始めちゃうで賞

■横須賀の肉屋さん(67本)

自分は小学生の頃からよく海で遊んでいましたが、
それ以上の興味は海にはなく、
社会人になっても海には会社の同僚と日焼けに行くぐらいでした。

それが変わったのは自分の友人の影響でした。
専門学校の時に知り合った彼は元々海が好きで、
釣りや磯での生物採集、ウィンドサーフィンをしていましたが、
いつの間にかダイビングのライセンスも取り、
色んなところへ潜りに行っていました。

それからは会って色々話しているといつの間にか、
「ダイビング面白いよ〜」という話になり、
彼のダイビング体験談が始まるのでした。
(思えばこの頃に「洗脳」されていたのかも知れません(笑))

そんな事もあって、社員旅行で沖縄に行った時、
ホテルで受け付けていた体験ダイビングを躊躇無く申し込み、
ナマコだらけの海で「水中世界」に感動(?)し、
「俺もライセンス取るぞ!」と決意しました。

しかし決意したにも関わらず、なかなか取得のための講習には行かず、
彼から誘われて沖縄に行くものの体験ダイビングをするだけの日々が3年続きました。

そして体験ダイビングを通算6本達成した日の夜、
現地のショップのオーナーさんから
「(体験ダイビングの)ログ作ったら?」と笑顔で言われたとき、
気持ちは固まりました。「絶対とろう!!」

それから友達に今のショップを紹介してもらい、
江之浦で春濁り+うねりの中でマスククリアやBC脱着をしてOWを取り、
田子で強い流れの中、ロープに必死に掴まって
鯉のぼりみたいになったりしながらもAOWを取り今に至ります。

自分はどんな趣味でも長続きしなかったのですが、
ダイビングはまだまだ続きそうです。間違いなく。

以前行なったアンケートでも
「体験ダイビング」と「友人のススメ」というのは、
ダイビングの始めたきっかけの上位。
それをダブルでやられたら、そりゃダイビングを始めちゃいます。

横須賀の肉屋さん、ぜひ周りの友達を洗脳、よろしくお願いします(笑)。

幸せな出会いで賞

■めぇさん(130本)

私はもともと、海好き自然好きなタイプだったんですが、
十数年前に海外の海にてバナナボートで遊んでいて落下。
腰椎圧迫骨折になってしまい、3カ月間の入院、寝たきり状態に……。

退院した後も自分の体のことや、
恐怖などからずっと海から離れていたのですが、
そこは、やっぱり元々がアウトドア派なので……。

恐怖心など感じながらですが、
友人にススメられるままに、何度か体験ダイビング経験していたんです
(今考えると、Cカード取得費用以上分の体験ダイブしていたのでお金がもったいなかったなぁ )。

運命は、四年前の西表島。
体験ダイビングのガイドについてくれた方がすばらしい方で、
海の素敵さ、ダイビングの楽しさなど熱く語ってくれたことにくわえ、
私自身も西表の海の綺麗さに魅了されていたので、
「この海に今度はダイバーとしてもう一度潜りに来たい!」と感じたのです。

そして、地元に帰った足ですぐさま、ダイビングショップを探し、
梅雨の透明度2〜3㍍の瀬戸内海にてCカード取得!

そこからは、どっぷりとダイビングにはまり、
2〜3ヶ月に一度は、西表や宮古、海外など潜りまくっちゃってます!
今ではすっかりダイビングするために、
頑張って働いているというライフスタイルに……。

まだ海に対しての恐怖感はありますが、
海は楽しいだけではなく、「いつ事故が起きるかわからない」
という気持ちも持ちながら潜っています。

体験ダイビン

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writer
PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
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