勝手にダイバーの衣替え日を決定!

この時期、伊豆半島に潜りにいくビギナーに聞かれるのが、
「ドライスーツとウエットスーツ、どっちがいい?」
もしくは、「切り替えるタイミングはいつ頃?」。

これは
「水を感じていたいから少々寒くても我慢できるまでウエット」とか
「寒いのが嫌いなので、少しでも寒かったらドライスーツ」と個人の好みも大きい。

また、スーツの厚みやフードベストなどのインナーとの組み合わせ、
さらに、天気にも左右されるだろう。
なので、自分のポイントを探っていくしかないのだが
僕の場合は寒いのが嫌なので20度に達するまではドライで潜りたい。
18度という人も割と多い。

最初のころは、こまめに現地の水温情報をチェックして
スーツを決めたりもしていたが、
最近は、7月と11月を衣替えと決めている。

これには多少の根拠がある。

まず、日本の海中の四季は、陸上の2カ月遅れと言われている。
となると、陸上では6月と10月が衣替えなので、
8月と12月に衣替えをすればいい気もするが、
海中はベストでも、陸上だと8月でドライだと暑すぎるし、
12月までウエットだとちと寒い。

そこで、陸上の1カ月遅れの7月と11月を衣替えと勝手に決めたわけだが、
これが何だかちょうどいい塩梅。

水温は7月ぐらいに20度を超え、11月ぐらいに20度を切る。
陸上も7月からウエット、11月からドライは過ごしやすい。

ということで、7月と11月をダイバーの衣替え
のスタンダードにしてはどうでしょう?

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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
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