自分にピッタリのウエットスーツはAIで気軽に作れる時代へ⁉
通常、身体にピッタリとフィットするウエットスーツを手に入れるには、30箇所程度を専門家に採寸してもらって作るオーダースーツが一般的の中、AIを使ったオンライン採寸機能「AI WETSUITS(エーアイ ウエットスーツ)」を株式会社Find Discoveryが開発。
人の手で採寸するのは数か所のみで、わずかな採寸箇所から最適なサイズをAIが予測してくれるシステムだというから驚き。同社はすでに、2021年4月20日からECサイト「Diving Market」にて同システムを導入したウエットスーツを販売しているというが、気になるその内容とは。
たった3ヶ所を採寸するだけ!わかりやすい採寸方法の動画もあり
「AI WETSUITS」サービスは、まず、ウエットスーツとドライスーツのどちらかの商品を選択し、基本情報に当たる性別や身長、体重(ドライスーツの場合はブーツサイズも)を入力するところから始まる。
それから、上胸囲、腹囲、尻囲(ドライスーツの場合は首囲、手首囲も)の3ヶ所だけを人力で測って入力すれば、AIが自分に最適なサイズを表示してくれるというわけだ。
いままでは専門家が行っていた採寸をオンラインでもできるように、必須採寸箇所も、その他の追加採寸箇所も、全ての場所で測り方の動画が用意されているので素人でも採寸が可能となった。また、メジャーの用意がない人には、採寸に適したペーパーメジャーを無料でプレゼントしてくれる手厚いサポートつき。これなら自宅にいながら簡単に自分でも出来そうだ。
フィット感を高める「追加採寸」と「アドバイス」機能搭載!
さらに同サービスでは、ウエットスーツの命ともいえるフィット感を採寸結果上にパーセンテージで表示しており、基本部位以外の箇所を採寸する「追加採寸機能※」とイラストの各部位に直接書き込まれる「アドバイス機能」を利用すれば、この数値を高めることができる。サイズ決定のサポートとして嬉しい機能といえそう。
※追加採寸でフィット率が下がる場合もあります。
AIレコメンドスーツとなるのは、ウエットスーツメーカーのモビーディック製
たとえ利用者が最適に採寸しようとも、ウエットスーツサイズのラインナップが少なければ、AIを活かしきれない。
そこで「Diving Market」が注目したのは、ウエットスーツメーカーとして知られるモビーディックからリリースされている多サイズスーツと呼ばれる商品。あらゆるダイバーが自分に合うサイズを選べるようにと、男女約50サイズずつという大量のサイズラインナップが用意されているのが特徴だ。この商品の採用により、‟自分にピッタリのウエットスーツ”をAIが選べるように。非対面でもウエットスーツを販売する新しいサービス誕生の押しの一手となったことは間違いなさそうだ。
アパレル業界などでは、AIを使った採寸システムが導入されているが、ウエットスーツの分野では世界初。まさに新しいかぜと言えるだろう。この新しいサービスが今後どのように進化していくのか、ぜひユーザーになって体感していきたいもの。
AI WETSUITSを搭載した「Diving Market」はこちら
株式会社Find Discoveryについて
当社は、ITシステムやダイビングの専門家が集まり、ダイビング業界を盛り上げることを目標にしています。現在は、ダイビング総合サイト「Scuba Monsters(スクーバモンスターズ )」とダイビング器材の販売サイト「Diving Market」を運営しています。
・ダイビング総合サイト「Scuba Monsters(スクーバモンスターズ)」
・ダイビング器材の販売サイト「Diving Market(ダイビングマーケット)」