思い出すやりがいと冷や汗☆イントラ復活への道

この記事は約3分で読めます。


イントラ復帰への道

さてさて海洋講習。わしの中身がカンペを作ってくれたので安心。

さあ、みやじ、いくぞぃ!

って、上の写真、みやじーの顔にマスクの跡ががっつりついて、
潜った後に写真を撮ったことがバレバレではないか!もう。
マスクはストラップがなくてもひっつくもんだと心得て、
きつく締めてはいかんぞ。ってわしもか! いや、わしのは日焼け。

いよいよエントリー。

おっ。みやじー、落ち着いている。しかもいきなり楽しそう。
ソラスズメダイを指して感動しておるぞ。
わしがスレートで「ソラスズメダイ」と書くと何だか尊敬のまなざし。

愛い! 愛いぞ、みやじ〜!

それじゃ。それが女子力ってやつじゃ。ちょっと胸キュン。
とにかく、ストレスもなく楽しそうで何より何より。

その後、しばらく順調にスキル項目をこなしていると、
みやじーのすぐ横にでっかいウツボがニョロ。

むむ。まあ、わしには見慣れたヤツじゃが、
これみやじーに教えたらビビるかのう? うひひ。
ってことで、ウツボを指さし、ホレホレ見てミソ。

ビクン! ひ〜〜。

な、なぬ〜〜〜〜〜。

あーびっくらこいた。あまりの驚きっぷりにこっちが倍驚く。
まあ、そんなこんなで無事、記念すべきファーストダイブが終わり、
みやじーも嬉しそうでこちらも嬉しい。
これか、これがイントラのやりがいってやつか。

2本目。ちょいとトラブル。

最大水深の場所からの帰り道。みやじーに共生ハゼでも見せてあげようと
周囲をちょいとキョロキョロ。ふと後ろを振り返ると、みやじーが……

いない。

ドキ〜ン。え? え? 心臓がバクバク。上を見るとみやじーが水面でジタバタ。
慌てて水面で合流し、ことなきを得る。

いや〜、やっぱりダメイントラじゃのう。わし。
緊急手順のシミュレーションでも「水深を上げるときの講習性の吹きあがりに注意」って
自分で書いたのに、その通りになってしまった……。
少しの油断が命取りになるのだと実感。

やはりマンツーマンにしておいて良かった。
最大水深から折り返したとはいえ、水深はやや深い。
複数いたら、みんなで浮上するのも、待たせておくのもひと苦労したじゃろう。

これだ、これがイントラの冷汗ってやつだ。
そういや、わし、これが嫌でイントラでなくマリンダイビングに就職したのじゃった……。
海洋講習の後は、プールに戻ってプール講習でうまくいかなかったスキルを
営業時間が終わるまでみっちり練習。
おかげで、スノーケルクリアも緊急スイミングアセントも何とかいけそうじゃ。

よし、あと1日!

\メルマガ会員募集中/

週に2回、今読んで欲しいオーシャナの記事をピックアップしてお届けします♪
メールアドレスを入力して簡単登録はこちらから↓↓

writer
PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
  • facebook
  • twitter
FOLLOW