ダイビングと恋② 海なのか恋なのか
好評だった「ダイビングと恋」の第2弾。
※ダイビングと恋① ダイビングは恋に落ちやすい!?
このシリーズ、前髪が決まっていなかっただけで女子と話せないという
自意識過剰な高校生活を送り、それ故、なんの成果も残せなかった編集長テラが、
虚しくなるまでお送りします(遠い目)。
前回は、ダイビングが心理学的に恋を生み出す装置として向いている、
というようなことを紹介しましたが、
そもそもダイバーは異性との出会いを求めているのでしょうか?
■ダイバーは出会いたいのか!?
以前、僕が「ダイビングは出会いだ!」と年甲斐もなく騒いでいたとき、
とある女性に「皆、純粋に海を求めて潜りに行っているんじゃないでしょうか?」
とかわいそうなものを見る目で諭されたことがあります。
しかし、この女性だって、きっと大好きな佐藤浩一にアイコンタクトされたら、
レスキュー講習じゃなくてもマウストゥーマウスで、大潮に繁殖行動なはずです。ハァハァ。
すいません、恋の話になると取り乱してしまうようなので、
冷静にアンケート結果をもとに話を進めましょう。
■ダイバー263人に聞きました!
ダイビングに異性との出会いを求めますか?
○積極的に求める 10(3%)
○期待はしている 127(48%)
○求めても期待もしていない 69(26%)
○求めるのはよくない(自然ならOK) 44(16%)
○邪道だと思う 2(0%)
○その他 11(4%)
アンケートの詳しい内訳はわからないのですが、
半数以上のダイバーさんが期待しているのは確かのようです。
考えてみれば当たり前のことかもしれません。
ダイビングで潜っているのは、長くても2時間ぐらい。
その他の食や文化、出会いなども含めてのダイビングツアーです。
出会いを求める気持ちだって純粋だと思うのです。
■出会いたいけど、慎ましく!?
問題はプロセスなのでしょう。サーファーと違い、保守層の多いダイバーは、
〝異性狙い〝というわかりやすい目的を持つことに抵抗を持つようです。
その証拠に、アンケートでは「自然体ならOK」という意見が多く、
邪道だと思っている方は1%にも満たないのです。
いかにも「女性狙っています!」みたないガツガツしている人は、
嫌われる世界だと言えるでしょう。
前回の記事で、「女性はその場を楽しみ、男性はその先を期待する」とありましたが、
特に女性は異性に限らない出会いを期待していて、
あくまで海に主軸を置きたい人が多いのです(もしくは、そういう体にしたい)。
つまり、異性との出会いが最大の目的であってもいいですが、
その思いを表に出すさじ加減を調整しつつ、
スマートな振る舞いが求められるのでしょう。
ダイビングは出会いの多い遊びです。
お店の形態にもよりますが、例えばショップなら1日中行動を共にすることも多いですし、
南の島でもダイビング後にお店主催の飲み会があることも少なくありません。
しかし、こういう場に行くと、必ず影で「主」と言われ、気持ちがられている常連がいるのです。
まずは、自分が主でないか胸に手を当てて考えてみる必要があります。
あくまで、ダイビングあっての恋なのです。
ダイビングで出会いたい人は多く、恋の装置としても最適なのです。
あとは、ダイビングあっての恋、というポイントを踏まえた行動が、
成功のポイントなのかもしれません。
以上、小学生時代、好きな子をいじめるのがエスカレートして、
4フィンガーのカンチョーを決めてしまい、
先生と母親と三者面談をするハメになった編集長テラがお送りしました(桜ちゃんゴメンナサイ)。
※何度でも言います。こうならないように気をつけましょう。