辺野古・大浦湾の海から

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Dコミュ愛読者の皆さんこんちは!

沖縄は台風銀座と言われるだけあって、今年は既に3つの台風が本島へ近づいています。
台風5号の雨風が窓に当たる音を聞きながらこの原稿を書いています。

前回に続いて辺野古・大浦湾の海を紹介します。

今回は、国道331号線から見える大浦湾の海を紹介します。
ここは、やんばるの森へつながる大浦川の河口付近で、
海底に泥が堆積しているため陸上から見ると少し茶色に見えますが、
海に暮らす生物達の餌となるプランクトンが豊富に含まれる栄養豊かな海でもあるのです。

やんばるの森は海の動物性プランクトンの餌となる植物性プランクトンを作り出し、
大浦川はその栄養分を海へと運ぶ役割をしています。
自然の繋がりを観察する事もできる、沖縄本島ではとても珍しい場所でもあります。

早速、写真でこの海を紹介します。

二シキエビ

筒の中に身を潜めていたが、カメラを構えると動き出した

オニサルハゼ

普通のハゼだが、近づいてみると表情が面白い

クレナイオオイカリナマコ

大浦湾で見る事ができるのは2mほどの大きさだが、最大で4m程に成長する

ウミウシカクレエビ

クレナイオオイカリナマコに生息している

マガキガイ

水温が上がると泥の中から現れる

少し沖へ移動します。

クマノミ城

イソギンチャクの群生に70匹程のハマクマノミが生息している

ユビエダハマサンゴ

数百m続くユビエダハマサンゴ。大浦湾のゆりかごになっている

ハナミノカサゴ

ユビエダハマサンゴ付近に生息している

紹介した生物はほんの一部ですが、最近はエビカニや藻類の新種が発見されるなど、
大学の先生方も注目している海なのです。

すぐそこに、こんなに沢山の生物がいるのに、
水面が遮る海の中はとても遠い世界に感じてしまいます。
この海が、箱めがねなどで容易に覗くことが出来るもっと身近に感じる海変わってもらえたらと思います。

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