ダイビングと異性との出会い
ダイビングって、
異性との出会いも多いと言われています。
取材でいろいろな人に話を聞いてみても、
確かに出会いを楽しんでいるダイバーさんは多いようです。
たまに、
「出会いを求めるなんて軟弱。純粋に海を楽しんで!」
なんていうダイバーさんもいますが、
ダイビングは手段でも目的でも何でもいいと思います。
まあ、あまりにも露骨に異性狙いでギラギラしているのはどうかと思いますが、「出会っちゃったりして。てへっ」なんて淡い期待ぐらいいいじゃない。いいじゃないのさ!
だって人間だもの byあいだみつを
ただ、あまり客という立場で潜ったことがなかったので、
イマイチ、この出会いってのがピンとこなかったのです。
でもパラオに客として行ってみて、
「こりゃ、出会うし、付き合うこともあるわな」
って実感しました。
というのも、夜にみんなで食事に行くあのシステム。
あれ、合コンにほかならないですよね。
いや、もっと正確に言うならば、
“ときに合コン”、“結果として合コン”、“自然風な合コン”ってな感じでしょうか。
たまたま参加したゲストにもよるので、
いつも合コンではない、その偶発的な要素が、
“合コン”という言葉が持つ負の部分を、
見事にオブラートに包んでくれます。
自分は合コンに参加したのではない、
あくまで交流としての食事への参加。
でも、結果として合コン。
大義名分ばっちり、自然風な流れです。
これなら、
合コンにマイナスイメージを持つ人もすんなり参加できます。
僕はパラオでは同姓たちとばかり出会って、
クリスマスもおっさんだらけで、
メリー苦しみますなわけだったのですが(それはそれで楽しいですが)、ダイバーには独身の男女もかなり多いわけで、
何度も潜りに行けば、
かなりの高確率で合コンテイストになる気がします。
しかも、全員おもいっきり趣味が同じ。
さらに表立っては合コンではないので、
連絡先の交換もスムーズ。
「今度、潜りに行こう」⇒「連絡先交換しよう(こっち大事)」
「撮った画像送りますね」⇒「連絡先交換しよう(こっち大事)」
で、何の問題もありません。
僕も実際、知らない異性と話す機会も多かったですし、
ほかのお店のゲストたちは男女で
「最終日、一緒にイルカと泳ごうぜ〜」
なんて盛り上がっていましたし。
露骨じゃない異性交流。スマート風な異性交流。
過疎の村人は合同お見合いで山に嫁候補呼んでいる場合じゃありません。海で潜りましょう。
とはいうものの、この出会いに関してはエリアやサービスによってかなり違いがあるようです。
グアムなんて午前2本潜ったら午後は好きにして〜、
ってなお店も多いですからね。
「世界ダイビングエリア、出会い偏差値」なんて
本出したらおもしろいかも。売れないかな(笑)
数多くの海、そしてものすごい数のお店を取材しているので、
出会う海、お店のポイントは自分なりにわかったつもりでいますしね。
なんてことをパラオであれこれ考えちゃいました。
出会い。
皆さんはダイビングで出会いを期待しますか?
実際に恋に発展したことありますか?
写真:パラオで出会ったレディが僕のことをなかなか離してくれませんでした。猿ですけど。