ウエイト

この記事は約2分で読めます。

たまにはマジメにスキルなお話。
今回のもみくー取材で実感したのは、
とにもかくにも、
ダイビングの基本は“適正ウエイト”だってこと。
この、いわばダイバーのハード面をしっかり整えることが
一番大事だと思う。
呼吸やら本気の脱力やらソフト面も重要だが、
それらの前に、とにかく適正ウエイト。


もみくーでは、
和尚の衣装を着ているので、いろいろな事情から
最初は4㌔のウエイトで潜る。
そして、徐々に減らしていき、最後は1㌔。
もう、同じスポーツをしているとは思えないほどの快適さ。
詳しくは日記なので避けるが、
BC内エアの影響が大きくなるオーバーウエイトは
極端な言い方をすれば、自分の体で潜っていないのと同じ。
適正ウエイトなら呼吸がダイレクトに浮力に反映し、
自分で潜っている感が強い。
なのに、オーバーウエイトで潜っている人の多いこと。
何となく潜れてしまうから、
ずっとそのままってベテランさんもかなり多い。
意外と試すことのない適正ウエイト。
一度、真剣に考えられたし。
ダイビング人生変わるかも。
詳しくは寺子屋で〜(笑)
それと、以前から思っていたが、
あれこれ試した結果、
やはりウエイトは腰にだけ巻くべきではないと再認識。
これは、ダイビング界が長年間違ってきた認識だとすら思う。
また、スチールとアルミでも変えるべきかなと。
ウエイトベストやBC一体型ってのは、
あくまで腰への負担を分散させるためということのみを
考えている気がする。
調べたことないが、
宇宙服は重さと共にバランスも重要課題になっているはず。
つきつめればそういうことになるはずなのだ。
水中でも同じ。
メーカーが作ってくれないので、
宇宙服を調べて、自分で作ってみようと決意。
でもって、いつかはスタンダードにしようと企んでいるので、
他言しないように(笑)
なんてことを、今日は水中で考えたりしていた。

\メルマガ会員募集中/

週に2回、今読んで欲しいオーシャナの記事をピックアップしてお届けします♪
メールアドレスを入力して簡単登録はこちらから↓↓

writer
PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
  • facebook
  • twitter
FOLLOW