ウエイト
たまにはマジメにスキルなお話。
今回のもみくー取材で実感したのは、
とにもかくにも、
ダイビングの基本は“適正ウエイト”だってこと。
この、いわばダイバーのハード面をしっかり整えることが
一番大事だと思う。
呼吸やら本気の脱力やらソフト面も重要だが、
それらの前に、とにかく適正ウエイト。
もみくーでは、
和尚の衣装を着ているので、いろいろな事情から
最初は4㌔のウエイトで潜る。
そして、徐々に減らしていき、最後は1㌔。
もう、同じスポーツをしているとは思えないほどの快適さ。
詳しくは日記なので避けるが、
BC内エアの影響が大きくなるオーバーウエイトは
極端な言い方をすれば、自分の体で潜っていないのと同じ。
適正ウエイトなら呼吸がダイレクトに浮力に反映し、
自分で潜っている感が強い。
なのに、オーバーウエイトで潜っている人の多いこと。
何となく潜れてしまうから、
ずっとそのままってベテランさんもかなり多い。
意外と試すことのない適正ウエイト。
一度、真剣に考えられたし。
ダイビング人生変わるかも。
詳しくは寺子屋で〜(笑)
それと、以前から思っていたが、
あれこれ試した結果、
やはりウエイトは腰にだけ巻くべきではないと再認識。
これは、ダイビング界が長年間違ってきた認識だとすら思う。
また、スチールとアルミでも変えるべきかなと。
ウエイトベストやBC一体型ってのは、
あくまで腰への負担を分散させるためということのみを
考えている気がする。
調べたことないが、
宇宙服は重さと共にバランスも重要課題になっているはず。
つきつめればそういうことになるはずなのだ。
水中でも同じ。
メーカーが作ってくれないので、
宇宙服を調べて、自分で作ってみようと決意。
でもって、いつかはスタンダードにしようと企んでいるので、
他言しないように(笑)
なんてことを、今日は水中で考えたりしていた。