ゲリピーでハッピー!
休日出勤をするときの楽しみといえばラーメン。
土曜日は麹町《つじ田》の“2代目ラーメン”で、
日曜や祝日は赤坂《じゃんがらラーメン》の“からぼん”が定番。
好きなものしか食べないという、
脳卒中&通風予備軍の独身な自分は、このパターンがほとんど。
世の中の3連休ウキウキモードとは関係なしに、
地味な生活を送っている僕にとって、
楽しみと言えば“飯”と“ビール”くらいしかない。
会社を辞めた今でも古巣で仕事をしていることも多く、
今日も《じゃんがらラーメン》で“からぼん”を食べてきた。
そして、からぼんを食べることは日祝日の定番なのだが、
からぼんを食べると腹をくだすのも定番。
からぼんは、うっかり気管に入ったら最後、
「ゴフッゴフッ」とむせかえり、
鼻から麺が飛び出たりするほどの激辛ラーメン。
以前、緊張するほどかわいい子を連れて行ったときに、
彼女がからぼんでむせかえって鼻水が飛び出たことにより、
親近感が沸いてグッと距離が近づいたことがあるが、
基本的には気をつけて食べた方がいいラーメン。
そんな激辛ラーメンにさらに激辛高菜を山盛り入れて1杯食べ、
替え玉をした後、
今度は紅ショウガを山盛り入れて食べるのが僕の流儀。
食べ終えると、口の中だけではなく、
腹の中も焼けた石が入っているかのようにカァ〜と熱くなる。
そして、早ければその日の夜、遅くても次の日の朝になると、
腹がくだり始める。これは必ずだ。
たまに時間がズレて夜中に起こされるのはまだしも、
朝を通り過ぎて、通勤中、上りの電車なのに下り始めて、
何度途中下車したことか。
しかし、もうこのゲリピーには慣れっこ。
排泄は快楽だし、トイレに篭って本を読むのが大好きなので、
今や「きたきたきた〜」と歓迎ムードなわけである。
さらにゲリピーのいいところは、
膨らんだ腹を引っ込めてくれるというダイエット効果(?)があることだ。
おいしかった記憶のみ残り、食べたことはチャラになる。
なんと素晴らしいシステム。たぶん、間違っているけど。
というわけで、要するに、
今自分はゲリピーです、というだけのことなのだが、
週末にこの熱い腹を抱えると幸福感で胸が熱くなり、
おまけに目頭まで熱くなる……というのは嘘だが、
何だか充実感に包まれるのである。
そして、ちょっと汚い話だが、
出すのもまあ幸せなのだが、出した後に、
助さん角さんを従えたさきの副将軍様がカァ〜と熱くなった状態でベットに横たわり、
括約筋を梅干すっぱ〜いって感じにキュッと締め上げると、
“熱(あつ)気持ちいい”みたいな快感が内臓に響くわけだが
わかるだろうか? 共感してくれる人もいるはずだ。
キュッ。あつきもちいぃ〜〜〜。パァ〜〜〜(幸福が広がる音)。
ということで、黄門(言っちゃった!)を締めるとともに
週末も締めくくるといういつもの儀式を終え、
また来週の儀式に向けて明日から突っ走るわけである。
お食事中の方、変態失礼しまし……、もとい、大変失礼しました。